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ダニ媒介による感染症に注意しましょう

最終更新日:
 

ダニ媒介による感染症に注意しましょう!

 

春から12月にかけ、マダニなどのダニ類の活動が活発になります

○マダニなどダニ類に咬まれることで病原体に感染し、日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群( SFTS)などの病気にかかり、重症化することがあります。

○マダニは比較的大型(吸血前で3〜4 mm)のダニで、主に森林や草地等の屋外に生息し、日本でも全国的に分布しています。
○重症熱性血小板減少症候群( SFTS)は熊本県でも毎年、10件未満ですが発生しています。また、日本紅斑熱やダニの仲間であるツツガムシの吸血によって感染するつつが虫病が毎年複数例報告されています。

○外出するときは、以下のダニ予防に努めましょう。

 

ダニ媒介による感染症の予防対策

マダニなどダニ類に咬まれないこと・咬まれたら早期受診が重要です!
【ダニ類に咬まれないためのポイント!】
(1)森林や草地などマダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴などを着用し、肌の露出を少なくすること。
  DEET(虫よけ剤の成分)を含む虫よけスプレーも有効です。
(2)明るい色の服を着ましょう。
  マダニなどのダニ類を目視で確認しやすくするためです。
(3)屋外作業後は上着などの作業服は屋内に持ち込まないようにしましょう。
  マダニなどのダニ類を屋内に持ち込まないようにするためです。
【ダニ類に咬まれたら早期受診しましょう】
(1)屋外活動後はマダニなどに咬まれていないか確認しましょう。
(2)吸血中のマダニなどのダニ類に気がついた際は、引き抜こうとせず、速やかに病院で処置をうけましょう。
(3)ダニ類に咬まれたことに気づいたら、速やかに医療機関を受診しましょう。
※マダニは、衣類や寝具に発生するヒョウダニなど家庭内に生息するダニと異なります。

 

ダニ媒介による感染症

◆つつが虫病
○症状:典型的な症例では、39℃以上の高熱を伴って発症し、皮膚には特徴的なダニの刺し口が見られ、その後数日で体幹部を中心に発疹がみられる。また、患者の多くが倦怠感、頭痛を伴う。
○潜伏期間:5〜14日
○治療法:抗菌薬の投与

◆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)*
平成23年に世界で初めて特定された、新しいウイルス( SFTSウイルス)に感染することで起こる疾患です。
○症状:原因不明の発熱、消化器症状(嘔吐、下痢等)が中心です。時に、頭痛、神経症状(意識障害、けいれん等)、呼吸器症状(咳等)、出血症状(紫斑、下血)を起こす。
○潜伏期間:6日〜14日
○治療法:有効な抗ウイルス薬等はなく、対症療法が主体となる。
 
◆日本紅斑熱
○症 状:発熱、発疹、刺し口が主要三徴候であり、倦怠感、頭痛を伴って発症する。発疹は体幹部より四肢末端部に比較的強く出現する。
○潜伏期間:2〜8日
○治療法:抗菌薬の投与

【熊本県でのダニ媒介性疾患の年間発生件数】
年 H27 H28 H29  H30  R1   R2   R3   R4   R5 
つつが虫病11件 20件 10件  10件11件  14件8件 5件  19件
SFTS*  1件 1件1件 5件 2件 6件 9件  5件7件 
 日本紅斑熱 11件19件  14件7件 6件 17件 20件 22件 22件 
*重症熱性血小板減少症候群(SFTS)


【参考】
・熊本県ホームページ「熊本県内でのマダニ類媒介感染症の発生状況」
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_19754.html別ウィンドウで開きます(外部リンク)

・「ダニ媒介感染症」(啓発ポスター、リーフレット)


 
 
 

 

 

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