八代亜紀さんへの追悼の意を込めて
第39回ふるさと祭り植柳盆踊り
第39回ふるさと祭り植柳盆踊りが8月14日に植柳小学校グラウンドで開催され、家族連れなど多くの人でにぎわいました。
太鼓芸能集団「紬衣」による迫力のある演奏で幕が開き、黒頭巾を被った独特の衣装で植柳盆踊りが披露されました。
この盆踊りは平成26年に国選択無形民俗文化財となりました。楽器を用いず、口説き手の唄のみで物語をつづり、老若男女の踊り手が、女踊りは「とまり」のない緩やかな振りで、男踊りは体を揺すぶって踊ります。単調な旋律と「ヨイヤサ、ヨイヤサ」や「チョイ、チョイ」の囃子が味わい深い哀愁をかもし出します。
また、今回の祭りでは、昨年12月に亡くなられた本市出身の歌手八代亜紀さんの追悼花火が行われ、参加者が故人を偲びました。
衣装を身にまとい盆踊りに参加した中村姫愛さん(植柳小5年)は「独特の踊りだけど楽しかったです。来年もまた踊りたいです」と話しました。
▲会場を盛り上げる太鼓芸能集団「紬衣」
▲後ろに反り返る独特の踊り
▲踊りに参加者も加わり熱気に包まれる会場