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シーラインが切り拓く“県南・天草新時代 ~八代・天草シーライン建設構想~

最終更新日:
  八代・天草シーライン構想とは、県南地域と天草地域をつなぐ横軸のアクセスを整備し、新たな経済圏や観光ルートを創出するものです。
  
イメージ図
(八代・天草シーラインイメージ)

意義・現状

 人口減少、少子高齢化が進む中、地方の活力を維持するためには広域連携が不可欠です。県南・天草地域における広域連携については、八代海をつなぐ道路交通網の整備による一体化が有効であり「八代・天草シーライン」の実現が期待されます。
 また、災害時における緊急輸送道路や代替路となり、新たな物流・人流のネットワークとして多方面における地域活性化の礎となり得るものであり、現在(令和6年3月末時点)において、八代・天草シーラインの実現を求める署名が5万6千人に達し、これまでになく地元の機運が高まってきております。
 令和3年2月には、熊本県知事をトップとする「八代・天草シーライン建設促進協議会」が設立されるとともに、同年6月に熊本県が策定した「新広域道路交通計画」及び7月に国が策定した「九州地方新広域道路交通計画」に、八代・天草シーラインが構想路線として位置づけられるなど、八代・天草シーラインの実現に向け、力強く、大きな一歩を踏み出したところです。
 また、令和6年3月には、国、熊本県及び関係自治体が連携して、「八代・天草シーラインに関する勉強会」を設立し、今後も、八代・天草シーラインのあり方などについて検討を行い、協力して議論を進めていくことを確認しました。
 

整備効果

 県南・天草地域相互の交流・連携を強化し、新たな魅力を持つ圏域を生み出す効果があります。さらに、成長著しいアジアの活力を引き込み、九州東西軸の対流を促進し、日本海国土軸・太平洋軸の2面活用に寄与するなど、九州広域圏や国土形成上の観点からも、おおきな成果が期待されます。

 

八代⇔天草の所要時間短縮

  天草市本渡と八代インターチェンジ間の所要時間が、120分から60分と60分短縮され、上天草市合津と八代インターチェンジ間の所要時間も90分から30分と、60分短縮されます。
所要時間短縮

災害時の代替ルート確保

近年では自然災害による甚大な被害が発生しており、平成28年熊本地震や令和2年7月豪雨では、広範囲で道路が被災し、地域住民の安全・安心な生活が脅かされ、物流などの経済活動にも多大な影響が生じたところです。

八代-天草間については、国道266号があるのみとなっており、今後、熊本地震や令和2年7月豪雨と同規模以上の災害が発生し、国道266号が不通となった場合、住民の命をつなぐための人や車両の派遣、機材、緊急物資の搬送などが困難となり、長期間の孤立や被災者支援、復旧対策などの大幅な遅れが強く懸念されるところです。“半島防災”の観点からも天草地域のセーフティネットとしての代替路確保が喫緊の課題となっています。 

代替ルート確保

活気あふれる広域経済圏の出現

(1)県南・天草地域の域内経済活動が活性化 
(2)外部からみた県南・天草地域の魅力向上
 

新たな交通ネットワークの実現

(1)多様性を持つ環状道路の形成 
(2)災害に強い九州圏の実現に貢献
(3)東アジアからのゲートウェイ

市場拡大による経済波及効果 783億円/年 ※

 産業面では県南・天草地域以外の地域に市場が拡大し、県南・天草地域での生産額の増加が期待されます。
 ※産業連関表を用いた統計
 

観光客増加と観光消費額の増加、滞在日数の長期化による経済波及効果 579億円/年 ※

 観光面では、県南・天草地域へのアクセスが向上し、県南・天草地域への国内外からの観光客増加と観光消費額の増加、滞在日数の長期化が期待されます。※産業連関表を用いた統計
 
 

八代・天草シーライン建設促進協議会

 県南・天草地域の発展に資するため、熊本県が主体となり、熊本県議会、県南・天草地域の18市町村、熊本県商工会議所連合会及び熊本県商工会連合会で構成する団体で、その基盤となる八代・天草シーラインの建設促進を図ることを目的としています。
 協議会においては、本構想の更なる推進に向けて、構想推進大会を開催するとともに、経済界や関係団体等との連携のもと、関係機関への要望活動を実施し、八代・天草シーライン建設の具体化に向けた検討の実施、必要な道路整備のための予算確保について、関係機関等に強く訴えていくことを基本方針として掲げています。

シーラインに関する勉強会

 国、熊本県及び関係自治体が連携して、八代・天草シーラインのあり方などについて検討を行うため、「八代・天草シーラインに関する勉強会」が令和6年3月28日設立されました。
第1回の概要については、以下のとおりです。



構想推進大会

熊本県、県南地域・天草地域18市町村、商工関係団体で構成する八代・天草シーライン建設促進協議会では、八代・天草シーライン構想の一層の推進を図るため、地元関係者等が一堂に会し、構想の意義・必要性・効果等をアピールするとともに、地元の熱意と期待を示すため、構想推進大会を開催しています。

『八代・天草シーライン構想推進大会』の開催について 別ウィンドウで開きます

パンフレット












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