既存ブロック塀等の安全点検について
平成28年熊本地震や平成30年に発生した大阪府北部の地震では、多くのブロック塀が倒壊し、死傷者を出しています。ブロック塀の倒壊は人的被害を発生させるだけではなく、道路をふさぎ、被災者の避難や救助活動を妨げます。
八代市ではこのような危険なブロック塀の撤去・改修を促進するため、建築係る手続きとあわせて点検・改修を求め、必要に応じて指導を行います。
建築確認時に敷地内に既存ブロック塀等がある場合
・「建築確認申請事前調査報告書」の「既存ブロック塀等」欄に記入してください。
・対象規模以上の既存ブロック塀等がある場合以下の書類を提出してください。
【確認申請時】
・点検結果及び必要に応じて是正計画を記入した「既存ブロック塀等の安全点検・是正報告書」
・ブロック塀の位置、高さ、改修計画などを記載した図面
【是正完了後】
・既存ブロック塀等安全点検是正報告書に写真を貼付したもの
※対象規模(地盤に高低差がある場合は低い側からの高さとなります)
・コンクリートブロック造:地盤上高さ80cm以上かつ3段以上
・その他の組積造(煉瓦積み、石積みなど):地盤上高さ60cm以上
◆様式等
ブロック塀の所有者様、管理者様へのお願い
ブロック塀は私的財産であり、所有者の責任において安全性を確保することが必要です。安全な街づくりのため、新たに築造する際に基準を守るとともに、既存のブロック塀については安全点検と撤去・改修を積極的に実施しましょう。
■ 下記チェックポイントを用いて安全点検を行ってください。
■ 安全点検の結果、危険性が確認された場合は、付近通行者への速やかな注意表示及び補修・撤去等を行ってください。
【参考資料】あんしんなブロック塀をつくるためのガイドブック(建築主編)
(PDF:1.03メガバイト)