5年ぶりの通常開催
印鑰神社春季大祭 鮒取り神事
印鑰神社春季大祭 鮒取り神事が4月29日に、鏡が池公園で5年ぶりに通常開催され、多くの見物客でにぎわいました。
この行事は、その昔、蘇我石川宿禰がこの地に来た際、土地の若者たちが裸で鏡が池の氷を割って飛び込み、手づかみにした鮒を献上しもてなしたという故事にならっており、締め込み姿の若者が池に入り鮒をつかみ、泥を見物客に投げ、その泥がかかれば無病息災になると言い伝えられています。
神酒で清めた締め込み姿の若者約30人が池に入り、鮒をつかんだり、泥を見物客に投げると、見物客の歓声が響き渡りました。また、子どもたちは鮒を持ち上げたり、泥を顔に塗ってもらったりして1年間の健康を願いました。
鮒取り神事に参加した西岡由宇さん(小学2年生)は「今日初めて参加しました。泥をかけられて、背中が冷たいけど、楽しかったです。また来たいです」と話しました。
▲鮒取り神事の様子
▲今年も1年無病息災