4年ぶりの通常開催
せんちょうい草の里まつり
第42回せんちょうい草の里まつりが3月3日に、八代市公民館、いぐさの里公園などを会場として、4年ぶりに通常開催され、家族連れなど多くの人でにぎわいました。
これは、「イ草」に関連する多くのイベントを開催することで、千丁町の特産品であるイ草を周知するとともに、い草・い製品品評会表彰式と作品展示を行い、「イ草」の品質向上、販売促進に繋げることを目的としています。また、今回は、国内外の多くの観光客を呼び込むため、九州国際スリーデーマーチと同時開催されました。
いぐさの里公園には、地区の子ども会による子どもみこしが登場し、掛け声をかけながら会場内を練り歩き、祭りに華を添えました。その他にも花ござ手織り体験、ミニ畳づくり、お茶席、いぐさくんGO!スタンプラリー、餅つき体験、ミニSL運行など多くのイベントが行われ、来場者を楽しませました。ステージでは、千丁町の民俗伝統芸能の披露や子どもなんでも発表会、英太郎さん、アース・エースによるショーなどが行われ、会場を盛り上げました。
い草・い製品品評会表彰式では、71点の出品の中から上位入賞者9人の表彰が行われ、一種表の部に出品した小嶋新吾さんが市長賞を受賞しました。イ草の里ならではの企画として、品評会で入賞した匠の技が光る高品質な畳表が当たる抽選の受付も行われ、市内・外から173の応募がありました。
ステージで行われた子どもなんでも発表会でピアノの弾き語りを披露した久木田奏さん(千丁小学校5年生)は「たくさんのお客さんがいて、これまでで一番緊張したけど、弾き始めると楽しい気持ちになり、終わると大きな歓声があがったので、やってやったぜという気持ちになりました。またやりたいです」と話しました。
▲中村博生市長から賞状を受け取る小嶋さん

▲品評会入賞作品展示など

▲地区の子ども会の子どもみこし

▲子どもたちを激励する陣内貴美子さん

▲千丁町銭太鼓保存会

▲新牟田雅楽保存会

▲八代新地大鞘節保存会

▲千丁町女相撲保存会

▲手紙~拝啓十五の君へ~を弾き語りする久木田さん

▲ミニSL乗車

▲多くの屋台が立ち並びました