高専ロボコン2023全国大会準優勝
熊本高専八代キャンパスの学生チームが市長に結果報告
11月26日(日曜日)に東京都で開催された「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2023全国大会(通称:高専ロボコン)」で準優勝を果たした、熊本高専八代キャンパスの学生チーム「highbrid(ハイブリッド)」が、12月19日に市役所本庁を訪れ、中村博生市長に結果を報告しました。
高専ロボコンは、若い人たちに、既成概念にとらわれず「自らの頭で考え、自らの手でロボットを作る」ことの面白さを体験してもらい、発想することの大切さやものづくりの素晴らしさを共有してもらう大会で、発想力と独創力を合言葉に毎年開催され、今年で36年目を迎えます。毎年異なる競技課題に対し、アイデアを駆使してロボットを製作し、競技を通じてその成果を競い合われており、今年の全国大会では、8地区の大会で選出された27チームが集まり、その技術を披露しました。
今年度は、『もぎもぎ!フルーツGOラウンド』という競技課題のもと、製作したロボットで「障害物を乗り越える」と「フルーツを収穫する」という2つの課題を攻略し、2分30秒の競技時間での得点を競いました。同チームは全国大会で、大会屈指の速さを誇る大阪公大高専に2回戦で敗戦したものの、ワイルドカードで復活し、見事決勝進出を果たしました。
同チームの有馬無限さん(熊本高専八代キャンパス5年)は「安定したロボットを目指して製作しました。全国大会では1度も壊れることなく、戦い抜くことができたので、満足です」と感想を述べ、中村市長は「準優勝おめでとうございます。そこまで行きつくには大変苦労もあったと思います。今後も引き続き頑張っていただき、八代キャンパスの名前をどんどん売り出していただきたいです」とお祝いの言葉を述べました。

▲中村市長らに同チームの考えた機構を説明

▲左から満永礼さん、齋藤広平さん、有馬さん、中村市長