復旧への願いを込めて
JR肥薩線復旧を願う除草作業
JR肥薩線の線路上の除草作業が、10月22日に坂本町で行われ、坂本住民自治協議会やJRのOB会、ボランティアなど約100人が参加しました。
これは、令和2年7月豪雨災害により甚大な被害を受けたJR肥薩線が、一日でも早く復旧するようにと坂本住民自治協議会が行っており、今回で3回目になります。
参加者は班ごとに分かれ、段駅周辺と葉木駅周辺のおよそ5kmにわたり、線路周辺に生えている雑草を手作業で抜き取ったり、草刈機で刈り取ったりしました。
JR肥薩線を通学で利用していたという同協議会の蓑田陽一会長は「本来ならば、通勤・通学に利用する人がいるはずですが、現在までこの状態です。1日でも早い復旧への願いを込めて作業をしたいと思います」と話しました。


▲線路上の雑草を草刈機で払い、手作業で丁寧に抜き取る参加者