献穀事業最後の神事
八代市献穀事業「奉告祭」
八代市献穀事業「奉告祭」が10月17日に熊野座神社で行われ、地域住民や関係者などおよそ40人が参加しました。
献穀事業とは、毎年11月23日に天皇陛下が新穀を神々に供えられ、ご自身も食される収穫と感謝の御祭りである「新嘗祭」に、全国の都道府県の農家から米と粟を奉献する事業のことで、今年度で131回を数える歴史的、伝統的な行事です。
八代地域では、平成25年度の氷川町以来10年ぶりの開催となり、川田町東の本島磧哉さん・菊代さんご夫妻が献穀者として選ばれました。
これまでに種まきや田植え、稲刈りなど、栽培の節目に神事を実施しており、奉告祭が最後の神事となります。
本島さんは「多くの皆さまに協力いただき、貴重な体験として胸に刻むことが出来ました。今後も皆さまとともに頑張っていきたいと思います」とあいさつしました。
▲献穀者らによる記念撮影
▲あいさつを行う本島さんご夫妻
▲奉告祭の様子