地域の子どもたちを守りたい
代陽小児童らによる駆け込み訓練
代陽小学校の児童を対象にした駆け込み訓練と、地域安全マップづくり体験が7月29日に横手新町児童公園などで行われ、関係者ら約60人が参加しました。
これは、安全・安心・快適に暮らせるまちを実現するため、市内でも発生している声掛けやつきまとい事案から子どもたちを守りたいと代陽小学校PTAが開催したもので、市と警察署、防犯協会、市内のコンビニエンスストア各社が協働で行ったものです。
児童の駆け込み訓練は、公園で遊んでいる児童らに不審者が声をかけたという想定で行われ、児童らは近くのコンビニに駆け込み、コンビニの店員が警察への通報などを行いました。地域の安全マップづくりでは、信号のない交差点や見通しの悪い道などの危険な場所やコンビニや交番などの危険を感じた時に駆け込める場所を1つの地図にまとめました。
代陽小学校PTAの守田邦宏会長は「学校や市、警察などの組織単体ではなく、地域のコミュニティとして子どもたちを守り育てられる環境づくりが大切だと思います」と話し、参加した古川凪さん(代陽小4年)は「本当に不審者が来たらすぐ近くの店の人に情報を伝えて身を守りたいと思います」と感想を述べました。
▲公園で不審者に話しかけられる児童ら
▲コンビニの店員が警察に不審者の特徴を伝える
▲危険な場所や駆け込める場所を1つの地図にまとめました
▲訓練に参加した児童と関係者ら