国産畳表の魅力再発見
世界的建築家隈研吾さんがイ草生産者を視察
世界的建築家の隈研吾さんが7月6日に鼠蔵町のイ草生産者の草野邦彦さんの圃場を訪れ、イ草の栽培風景や畳表の製織風景を視察しました。
これは、隈さんが以前から畳表に興味があり、八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会が視察に招待したことで実現したものです。隈さんはイ草の育ち方や特性、刈り取りなどの作業工程を見学し、生産者に質問しながら説明を受けていました。
隈さんは「イ草の生産現場には初めて来ましたが、1年半かけて育てていると聞き、手間暇がかかっているから心に訴えてくる素材なんだと感じました」と話し、草野さんは「日本を代表する建築家が直接イ草の魅力に触れられたことで、イ草の未来につながることを期待しています」と話しました。
▲イ草の特性などについて話を聞く隈さんら
▲左から倉井敏生さん、草野鶴美さん、隈研吾さん、中村博生市長、草野邦彦さん、橋本貴喜市議