松井家墓所は、松井氏が八代城を預かるようになってから、古麓城の麓に所在する春光寺境内に設けられました。墓所は、歴代当主及び正室(せいしつ)が眠る霊屋(たまや)2棟(古廟(こびょう)及び新廟(しんびょう))と、松井家一族の墓群、歴代住職の墓群、墓所がある春光寺の建物群で構成されています。古廟には初代康之(やすゆき)から6代豊之(とよゆき)に至る歴代当主とその正室13名の五輪塔(ごりんとう)(墓)が、新廟には7代営之(ためゆき)から12代敏之(としゆき)に至る歴代当主とその正室14名の五輪塔が祀(まつ)られています。

松井家墓所(春光寺)旧廟