八代地域で10年ぶりの開催
八代市献穀事業「御田植祭」
八代市献穀事業「御田植祭」が6月18日に川田町東で行われ、地域住民や関係者などおよそ150人が参加しました。
献穀事業とは、毎年11月23日に天皇陛下が新穀を神々に供えられ、ご自身も食される収穫と感謝の御祭りである「新嘗祭」に、全国の都道府県の農家から米と粟を奉献する事業のことで、今年度で131回を数える歴史的、伝統的な行事です。
八代地域では、平成25年度の氷川町以来10年ぶりの開催となり、川田町東の本島磧哉さん・菊代さんが献穀者として選ばれました。
神事の御田植の儀では、田男と早乙女の衣装を着た龍峯小学校5・6年生の児童が献穀者らと一緒に一本一本丁寧に苗を植えました。
早乙女として田植えを行った谷口心美さん(龍峯小6年)は「初めて田植えをしました。すくすく元気に育ってほしいです」と話しました。
▲神事を執り行う関係者ら
▲御田植の儀を行う田男・早乙女
▲一本一本丁寧に植えます
▲田男・早乙女を務めた龍峯小学校5・6年生