無病息災の願いを込めて
氷室祭
氷室祭が5月31日から6月1日にかけて八代神社で行われ、雪餅を買いに来た参拝客などでにぎわいました。
この祭りは、八代で隠居生活を送っていた細川忠興公の夏越の無事を祈願して、住民が東町にある三室山の残雪を献上した故事に由来するもので、現在は、雪の代わりに「雪餅」を食べ、無病息災を祈願しています。
今年は、4年ぶりに雪餅組合による雪餅の作り売りが夜通し行われ、販売テントには長い行列ができていました。
家族連れで訪れた吉田直樹さん(古閑中町)は「小さいころから食べていたあつあつの雪餅を楽しみに来ました。1年間の無病息災の願いを込めて食べます」と話しました。
▲参拝客などでにぎわう境内
▲せいろで蒸された雪餅
▲雨の中雪餅の行列に並ぶ参拝客ら