球磨川水系で初めて整備
「球磨川坂本地区河川防災ステーション整備計画」確認書調印式
球磨川坂本地区河川防災ステーション整備計画の確認書調印式が4月27日に市役所本庁で行われ、中村博生市長と九州地方整備局の藤巻浩之局長が確認書に調印しました。
河川防災ステーションは、水防活動や緊急時の災害復旧などを迅速化するための拠点となるもので、県内では5カ所目、球磨川水系では初めての整備となり、今後、国と市で連携して整備を行います。災害時の緊急復旧活動を行う上で必要な土砂や岩砕などの資材の備蓄や、ヘリポートなどの整備を国が行い、水防活動を円滑に行う拠点となる水防センターを市が設置します。また、平常時には防災学習の拠点として利用できるほか、駐車場や水防センター内のトイレなどを一般開放することで、地域住民や水防団などの会議・研修の場や地域交流、憩いの場などに活用できます。
中村市長は「河川防災ステーションの整備により、平常時には地域の皆さまのイベントやレクリエーションにも活用でき、地域の防災力強化はもとより、賑わいの再生にもつながると期待しています」と話し、藤巻局長は「今後も河川防災ステーション整備を通じて、被災された皆さまが少しでも前を向いて、元気をもって生活をしていただけるような整備を進めたい」と抱負を語りました。
▲確認書に調印する中村市長(左)と藤巻局長(右)
左から西竜一建設部長、中村市長、藤巻局長、八代河川国道事務所の宗琢万事務所長