日本画の巨匠 堅山南風展
市立博物館令和5年度春季特別展覧会
令和5年度春季特別展覧会「日本画の巨匠 堅山南風展」が4月21日に市立博物館未来の森ミュージアムで始まりました。
堅山南風は(1887-1980)は、熊本市出身の日本画家で、大正2年(1913)、第7回文展に出品した「霜月頃」(熊本県立美術館所蔵)が2等賞(1等なし)を受賞、横山大観から激賞されたことがきっかけで一躍有名となりました。
これまで堅山南風と八代との関係が紹介されることはほとんどありませんでしたが、南風は松井家13代当主明之と交流があり、松井家には南風の作品や書簡が伝来しています。
八代市立博物館の松井葵之館長は「堅山南風の八代ゆかりの作品や書簡を紹介することで、熊本が誇る日本画家・堅山南風の人と作品の魅力を八代という新たな視点で紐解きます」と話しました。
この展覧会は、6月4日(日曜日)まで開催されます。

▲関係者らによるテープカット

▲同館学芸員による解説を聞きながら作品を鑑賞する参加者ら