極上のアサリを消費者に届けたい
八代漁業協同組合が水産庁長官賞を受賞
3月1、2日に東京都内で開催された「第28回全国青年・女性漁業者交流大会」で、水産庁長官賞を受賞した八代漁業協同組合の平田正一代表理事組合長と宮田直樹さんが、3月27日に市役所本庁を訪れ、中村博生市長に受賞を報告しました。
この大会は、全国の青年・女性漁業者が、日頃の研究・実践活動の成果を発表するとともに、知識や情報を共有することで、水産業・漁村の発展と活性化につなげることを目的に開催されています。
同組合は「被覆網によるアサリ生産管理とブランド化への挑戦」と題して、アサリの成長を保護する被覆網が破られていた原因を突き止めたことや、アサリのうま味成分のグリコーゲンの含量を毎月数値化することで、アサリを一番おいしく味わえる時期を調査したことなどを発表しました。
平田代表理事組合長は「これまでやってきたことが評価されてうれしい。今回の受賞を八代海で育ったアサリの漁獲量確保とブランド化につなげて、たくさんの消費者に届けていきたい」と述べました。
▲左から、平田代表理事組合長、宮田さん、中村市長、村上理一政策審議監、尾﨑行雄農林水産部長