これからも地域に愛される保育園に
市立河俣保育園閉園式
市立河俣保育園が4月から民営化されることに伴い、閉園式が3月29日に同園で行われ、園児や保護者、園の関係者ら約70人が出席しました。
これは、公立保育園の民営化や統廃合が進められる中で、保護者や地域からの同園の存続を望む声を受けて、東陽まちづくり協議会がNPO法人東陽まちづくり協議会子育て支援ネットワークを立ち上げ、民営化の受け皿として運営が移管されることが決定したことから、公立保育園としての閉園を迎えたものです。住民自治組織による保育所の運営は県内初の取り組みです。
式では、市から園に対し三輪車などの記念品の贈呈が行われた後、園児全員で同園の歌を歌いました。
福島誠治副市長は「東陽まちづくり協議会様に園の運営をお申し出いただきありがたく感じています。河俣保育園がこれまで以上に、子どもたちや保護者の皆様、地域の皆様に愛される保育園となっていくことを期待しています」とあいさつしました。
井上志津香園長は「自然豊かでゆったりとしていて、みんなが家族のような温かい保育園でした。今後は地域の皆さんがこの園の雰囲気をそのままに、園の運営を引き継いでいただき安心しています」と話しました。
保護者の上村結香さんは「閉園などの話がある中で不安がありましたが、東陽まちづくり協議会の皆さんに運営いただくので安心しました。これまでもさまざまな場面で園の活動に携わっていただいているのでとても信頼しています」と話しました。
▲園児や保育士、関係者らで記念撮影
▲【記念品贈呈】三輪車を横に福島副市長から三輪車のイラストを受け取る園児