たくさんの想いがつまったひな人形
城下町「やつしろ」のお雛祭り
城下町やつしろのお雛祭りが2月11日から始まりました。
今回で21回目となる同祭りでは、松浜軒や本町・通町商店街、日奈久温泉街などで古くから伝わるものや手作りのものなどさまざまなひな人形が展示されています。
松浜軒では江戸時代から松井家に伝わるひな人形やひな道具が飾られ、本町商店街では新型コロナウイルス感染症の終息を祈って作られた鬼のひな人形や、令和2年7月豪雨災害の被害を免れた坂本町の民家から寄贈されたひな人形などが飾られています。
展示のほかにも、市内31の飲食店で「お雛ランチ&スイーツ」が期間限定で販売され、注文者が参加できるスタンプラリーや手作り&スキルアップ教室などが行われます。
オープニングイベントでは、本町2丁目のイベント広場で餅投げが行われ、子どもからお年寄りまで多くの人が訪れ、餅が投げられると大きな歓声が上がりました。
初めて餅投げに参加した内村颯斗くん(代陽小1年)は「お餅を5個くらい取ることができて楽しかった」と笑顔で話しました。
同祭りは、3月5日(日曜日)まで開催されます。
▲本町1丁目の八福商店のおひな飾り
▲坂本町の民家から寄贈されたひな人形。坂本町鮎帰から運ばれた苔と一緒に飾られています。【がらっぱ広場】
▲コロナの終息を祈り作られた鬼のひな人形【春日神社】
▲オープニングイベントの餅投げ
▲ひな人形の前で写真を撮る親子