坂本町で巡回型オンライン診療始まる
八代市デジタル医療MaaS診療車披露セレモニー
12月28日からスタートする八代市デジタル医療MaaS推進事業を前に、診療車の披露セレモニーが12月24日に坂本地域福祉センターで行われ、国や県、市、医療などの関係者ら約40人が出席しました。
同事業は、令和2年7月豪雨災害で甚大な被害を受けた坂本町に医療体制を提供することを目的として、巡回型オンライン診療の実証事業を行うもので、九州では初めての試みです。遠隔医療機器などを搭載した移動診療車に看護師が乗りこみ地域を巡回し、診療所にいる医師がオンラインで患者を診察します。
今回の実証では、慢性疾患の患者を対象に、下深水地区、荒瀬地区、川原谷地区で遠隔診療と遠隔服薬指導が、そのほか7箇所で遠隔服薬指導が行われます。
中村博生市長は「デジタル医療MaaS推進事業が、今後の坂本町における医療提供体制の一助となり、患者の皆さまをはじめ、医師や薬剤師の先生方の負担軽減につながることを期待しています」と話しました。

▲関係者によるテープカット

▲遠隔診療のデモンストレーション

▲サイドタープとスロープを付けることもできます