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八代市厚生会館の今後の方針

最終更新日:
 

八代市厚生会館の今後の方針について

 

 広報やつしろ令和3年5月号と令和3年4月28日掲載の市ホームページにて、厚生会館のホール再開中止をお知らせしておりましたが、これまでの経緯と今後の方針について改めてご説明いたします。何卒ご理解の程よろしくお願いします。

 

●厚生会館は、当初はお祭りでんでん館建設工事期間中に必要な改修を行い、再開する予定でしたが、建築以来60年近く経過し施設の老朽化等も進む中、建物寿命を考慮した、今後の利活用について、改めて検討することになりました。

 

●まず、市内4つのホール施設の今後のあり方について市民3000人を対象にアンケートを実施した結果、「他の公共施設の建替えと併せて複合施設を建設し効率化を図る」が42.4%、「費用削減のため一部を休館、閉館する」が35.7%、「老朽化した施設の建替えや改修を行い4施設ともこのまま維持する」が12.9%という結果でした。

 

●また、改修費用を明らかにするにあたり「劣化度調査」を実施したところ、多額の費用がかかることが判明しました。

 

●さらに外部委員による「八代市ホール施設等あり方検討会」で、ホール施設の役割や将来的な方向性などを総合的に検討した結果、厚生会館について「今後も市民が集える場所として利活用を期待するが、再開には多額の費用がかかることや、改修した場合でも駐車場不足や舞台設備の使いづらさなど、さまざまな解消できない課題が残ることも踏まえ、慎重に検討してほしい」との意見でした。

 

  • ●これらを踏まえ慎重に審議した結果、厚生会館は、ホール(劇場)としては再開せず、大規模な改修を必要としないスペースについては活用可能性・方策について、民間提案制度などを含め、検討を行っていくこととしました。

 

●なお、ホール機能停止が文化振興・発展の妨げとならないよう、他ホール施設における自主文化事業等の更なる充実を図るとともに、本市の文化振興・発展の拠点として、十分な客席数や設備を備えたホール施設は必要性が高いことから、将来への負担やホール施設の統廃合等も総合的に勘案し、利便性や効率性を考慮したホール施設整備の検討も併せて行っていくこととします。

 

●今後、広報やつしろなどで「大規模な改修を必要としないスペース」の利活用案を募集します。

 

 

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