本市では、平成27年7月8日から、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)内に居住する方々の安全な区域への移転を促進する「土砂災害危険住宅移転促進事業」を創設しており、今回要綱の改正を行いました。
【土砂災害危険住宅移転促進事業とは】
◆土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)内にある住宅を除却し、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)や土砂災害警戒区域(イエローゾーン)以外の安全な区域へ移転する方に対し、住宅の除去費、移転経費、移転先住宅の建設・購入費などに対して、1戸当たり最大300万円の補助を行うものです。
【主な要綱改正の内容】
(令和元年11月11日分)
◆事務手続きの軽減のための様式の削除および跡地管理を簡素化します。
(令和2年11月5日分)
◆交付決定前に行われた事業に要した経費(住宅除却、移転、住宅新築等)についても、交付の対象とします。(令和2年7月豪雨の被災者のみ)
◆住宅除却について一定期間の延期を認めます。(令和2年7月豪雨以降の被災者)
◆移転元の住宅は、除却が原則ですが、住宅としての利用ができない状態にすることを条件に、営農等の継続のための倉庫や資材置場としての利用を認めます。(すべての対象者)
(令和3年5月18日分)
◆申請前に移転元の住宅が火災により居住できなくなった場合の様式を定めます。
(令和7年5月7日分)
◆取得した財産等(住宅等)について適切に管理するために、取得財産の処分を制限する期間を設けます。
〇1戸からでも最高300万円の補助金を交付する全国初の取組です。
〇現在お住いの家やご家族の家が土砂災害特別警戒区域内かどうか確認してください。(熊本県ホームページで確認できます。)
〇被災者生活再建支援制度の支援金と重複して利用できます。
<問い合わせ先> 八代市 建設部 土木課 0965-33-4471