本市と八代市社会福祉協議会では、令和2年度に策定した第4次八代市地域福祉計画・地域福祉活動計画の成果を踏まえ、それぞれの検証を行い、令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とする「第5次八代市地域福祉計画・八代市地域福祉活動計画、八代市再犯防止推進計画」を策定しました。
八代市では、複合・複雑化する生活課題に対し、地域福祉を「我が事・丸ごと」の視点で包括的にとらえ、市民・地域・行政が協働し、全ての人々が生きがいや役割を持ち、助け合いながら暮らしていくことのできる地域共生社会の実現を目指し、「第5次八代市地域福祉計画・地域福祉活動計画」を策定します。
2、地域福祉とは
地域社会の中で住民が互いに支え合い、誰もが安心して暮らせる環境を作るための福祉活動や支援のことを指します。
困難に直面した方を助けるためのサービスや支援を提供し、地域の人々が自立し、共生していくことを目指しています。
3、計画の期間
本計画の計画期間は令和7年度(2025年度)から令和11年度(2029年度)までの5年とします。
4、計画の位置付け
本計画は「八代市総合計画」を上位計画とし、地域福祉に関する事項を具体化するものとして位置づけられます。また、地域福祉の視点や理念、推進方向などを明示し、総括する役割を持ちます。
さらに、防災・防犯、学校教育、まちづくり等の地域福祉と関連がある分野と連携し、地域における課題解決のために、特に地域福祉で担うべき役割をまとめた計画となります。
5、基本理念
『地域のつながりと思いやりで 誰もがいきいきと暮らせるまち やつしろ』
計画の4つの柱、具体的な取組事項を設定し、施策を展開していきます。
※詳しくは、計画書及び概要版をご覧ください。
第5次計画書
第5次計画(PDF:8.66メガバイト) 
第5次計画書【概要版】
第5次計画(概要版)(PDF:1.44メガバイト) 
近年、再犯者率の上昇が問題となっており、国だけではなく、県や市、生活の基盤となる地域の役割も重視されています。そこで、再犯者の中には、福祉的な課題を抱え支援を必要とする人もいることを踏まえ、「再犯防止推進計画」を「地域福祉計画・地域福祉活動計画」と一体的に推進し、地域社会全体が安全で支え合う環境を作り上げ、再犯防止に向けた効果的な支援を図っていきます。