住居確保給付金について
八代市では離職又は廃業により経済的に困窮し、住居を喪失した方又は住居を喪失するおそれの
ある方に対して、家賃相当分の住居確保給付金(上限あり)を支給することにより、住居及び就労機会
の確保に向けた支援を行っています。
また、個人の責めによらない休業等による収入減少により、離職や廃業に至っていなくても、離職や廃業と同程度の状況に至り、
住居を失うおそれが生じている方も、支給の対象となります。
〇 支給対象者
支給申請時に以下の要件全てに該当する方が対象となります。
1. 離職等により経済的に困窮し、住居喪失者又は住居喪失のおそれがある者であること。
2. 申請日において、離職等の日から2年以内(但し疾病・負傷・育児などで求職活動が困難であった場合は、その期間を加算し
最長4年まで)であること。もしくは、給与、その他業務上収入を得る機会が、個人の責任による理由・都合によらないで
減少し、離職又は廃業と同程度の状況にある方。
3. 離職等の日において、その属する世帯の生計を主として維持していたこと。
4. 申請日の属する月における、申請者及び申請者と同一の世帯に属する者の収入の合計が、下記の表の収入基準額以下であること。
(離職等により申請月の翌月から以下の金額に該当することが明らかな方も対象となります。)
世帯人数 | 基準額 | 家賃額 (ただし以下の基準額が上限) | 収入基準額 (基準額+家賃額) |
1人 | 78,000円 | 33,000円 | 111,000円 |
2人 | 115,000円 | 40,000円 | 155,000円 |
3人 | 139,000円 | 43,000円 | 182,000円 |
4人 | 162,000円 | 43,000円 | 205,000円 |
5人 | 185,000円 | 43,000円 | 228,000円 |
※住居確保給付金の支給額計算例
(1)月収が基準額(上記の表)以下の方は、住居確保給付金は家賃額。
(2)月収が基準額(上記の表)を超え、収入基準額(上記の表)未満の方は以下の数式により算定された額となります。
住居確保給付金=(基準額+家賃額)ー 月の世帯の収入合計額
5. 申請日において、申請者及び申請者と生活を一つにしている同居の親族の預貯金、現金、株式、債券などの合計が、
下記の表の金額以下であること。
世帯人数 | 金融資産 |
1人 | 468,000円 |
2人 | 690,000円 |
3人 | 834,000円 |
4人 | 972,000円 |
5人 | 1,000,000円 |
6. 公共職業安定所に求職の申込みをし、誠実かつ熱心に常用就職を目指した求職活動を行うこと。
また、自営業の場合は、経営相談先の助言等のもと自立に向けた取組を行うこと。
7. 自治体等が実施する、離職者等に対する住居の確保を目的とした類似の給付等を、申請者及び申請
者と同一の世帯に属する者が受けていないこと。
8. 申請者及び申請者と同一の世帯に属する者のいずれもが暴力団員でないこと。
〇 支給額及び支給期間
支給月額
家賃相当額(上限:単身世帯 33,000円、2人世帯 40,000円、3~5人世帯 43,000円)
<注意事項>
・ 一定以上の収入がある方は、収入に応じて支給額が決定されます。
・ 住宅確保給付金は、貸主または不動産業者等の口座へ直接振り込みます。
支給期間
原則3か月(月々支給)
ただし、一定の要件を満たす場合には3か月単位で2回まで延長が可能です。(最長9か月)
〇 住居確保給付金受給中の求職活動について
住居確保給付受給中は、次の1から3までの就職活動等を行う必要があります。
1. 毎月2回以上、公共職業安定所の職業相談を受ける。
2. 毎月4回以上、本市生活援護課の支援員による面接等の支援を受ける。
3. 原則週1回以上、求人先へ応募を行う、又は求人先の面接を受ける。
〇 申請方法
申請希望される方は、「住居確保給付金申請書」等が必要になりますので、本市生活援護課に受取りに
来課して下さい。また、申請には別に下記の書類等が必要となります。
1. ご本人を確認できる書類(下記のいずれか)
運転免許証、個人番号カード(マイナンバーカード)、住民基本台帳カード、旅券、各種福祉手帳、健康保険証、住民票、戸籍謄本等の写し
※顔写真のない証明書の場合、2つ以上の提出をお願いします。
2. 収入関係書類(給与明細書、給与支払証明書、帳簿、事業の実施が確認とれるものなど)
3. 離職日を確認できる書類(離職票、雇用保険受給資格者証など) ※離職・廃業の場合
4. 就業者に原因が無く収入が減少し、就労の状況が離職又は廃業の場合と同程度の状況にあることを確認できる書類の写し
5. 預貯金額が確認できる書類(預貯金通帳など)
6. 住居の賃貸借契約書など
〇 注意事項
• 収入及び預貯金等は、申請者本人だけでなく、申請者と生計を一にしている親族の方についても確認できる書類が必要です。
•収入には、給与、失業等給付、年金、各種手当等を含みます。
•継続して就労されている場合は、直近3か月の収入額がわかる書類が必要となります。
•申請に必要な書類の詳細などお問い合わせは、八代市生活援護課(電話0965-33-8722)にお問い合わせください。