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大鼠蔵古墳群(県指定)

最終更新日:

 

所在地・・・鼠蔵町
大鼠蔵古墳群(遠景).JPG
 大鼠蔵は標高40mの小山で北隣にある小鼠蔵とともに江戸時代まで八代海の小島でした。
 楠木山古墳は中央最高部にあり、主軸の長さ4.48m・幅1.12mの南北に細長い割石積みの竪穴式石室で、人骨、剣、刀子、鏃、碧玉製紡錘車などが出土し、石室形態と出土遺物から4世紀後期の築造とされています。
 墳形は未調査のため、円墳か前方後円墳かは不明です。主な遺物は、市立博物館で展示されています。
 尾張宮古墳は南の神社社殿の下にあり、割石を小口積みにした横穴式石室があり、南に開口部をもっています。
 石室の壁にそって低い石障をめぐらし、それを2枚の板石で区切っています。正面の石障には円文が3個彫られています。
 この山を囲むように多くの箱式石棺群があったといわれていますが、大半はすでに失われています。
 特に東麓1号石棺の西側壁には弓、矢を入れた靱、短甲、太刀、円文などが線刻してあり、現在市立博物館に展示されています。
 この古墳群は4世紀から6世紀までのものと考えられます。
 なお、小鼠蔵にも石室1基と箱式石棺群があります。


名称・・・・・・・・・大鼠蔵古墳群(おおそぞうこふんぐん)
指定ランク・・・・県指定
種別・・・・・・・・・記念物・史跡
指定年月日・・・昭和38年1月22日


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