制度概要
ひとり親家庭等の生活の安定と福祉の向上を図ることを目的とし、ひとり親家庭等の医療費の一部を助成します。
助成対象
八代市に住所があり、何らかの健康保険に加入している次の対象者
- ひとり親家庭の父または母およびその者に養育されている児童
- 父母のいない児童
※「ひとり親家庭」とは次のいずれかの状態にある児童または児童以外の満20歳に満たない者を、父または母のいずれかで扶養をしている家庭をいいます。
・父母が婚姻を解消し、現に婚姻をしていないこと
・父または母が死亡した児童
・父または母の生死が明らかでない児童
・父または母から1年以上遺棄されている児童
・父または母が裁判所からのDV保護命令を受けた児童
・父または母が法令により1年以上拘禁されている児童
・父または母が海外にあり、当該父または母が1年以上生計の負担をしていないこと
・父または母が精神または身体の障害により長期にわたって労働能力を失っていること
・母が婚姻によらないで懐胎したこと
※「父母のいない児童」とは、次のいずれかの状態に該当する児童をいいます。
・父母が死亡した児童
・父母の生死が明らかでない児童
・父母から遺棄されている児童
医療費の助成範囲
保険診療に係る一部負担金・調剤一部負担金の3分の2相当額を助成します。
保険診療以外の医療費(入院時の室料差額、薬の容器代等)や、入院時の食事療養費は助成の対象となりません。
高額療養費・付加給付金など、加入している健康保険からの給付がある場合は、その額を差し引いて助成します。
他の公費医療で助成される医療費や、学校管理下のけが等で災害給付の対象となるものについては、助成の対象外となることがあります。
受給資格申請に必要なもの
ひとり親家庭等医療費の助成を受けるためには受給資格者証交付申請が必要です。
次のものをお持ちいただき、申請手続きをしてください。
- 申請者及び児童の戸籍謄本
- 申請者及び児童の健康保険の内容がわかるもの(健康保険証、資格確認書、資格情報のお知らせ、マイナポータル画面など)
- 所得を証明する書類(必要な方のみ)
- 振込希望口座のわかる通帳またはキャッシュカード
※児童扶養手当と同時に申請される場合は、添付書類は不要となる場合があります。
資格の更新手続き(現況届)
「ひとり親家庭等医療費助成受給資格証」の有効期限は、毎年10月31日までです。
引き続き助成を受けるには、毎年8月に資格の更新手続き(現況届の提出)が必要です。
■現況届に必要なもの
- 受給資格証
- 受給者と対象児童の健康保険の内容がわかるもの
このほか、養育状況等により、その他の書類が必要となる場合があります。
その他の届出
認定申請後、または現況届提出後に届出内容が変わったときは、すみやかに届出をしてください。
■届出が必要となる場合(例)
- 加入している健康保険が変わったとき
- 住所、氏名を変更するとき
- 振込先の口座を変更するとき
- 生活保護を受けるようになったとき
- 婚姻(事実婚も含む)などにより、ひとり親家庭等でなくなったとき
- 市外へ転出するとき
- 児童を監護・養育しなくなったとき
- 所得の高い扶養義務者と同居または別居するなどしたとき
- その他受給資格の要件を満たさなくなったとき
届出にあたっては、添付書類が必要となる場合があります。このほかにも届出が必要となる場合があります。詳しくはこども家庭支援課までお問い合わせください。