日本のクラッシックを聴く
植柳小学校で能楽公演
12月14日、京都を活動の中心とする文化芸術団体「京都能楽囃子方 同明会」による能楽公演「囃子堂」の公演が植柳小学校で開催されました。
これは、文化庁の文化芸術による子どもの育成事業の巡回公演で、一流の文化芸術団体による優れた舞台芸術に直接触れる機会を子どもたちに提供し、児童の豊かな発想力や表現力、コミュニケーション力を高めるとともに、将来の芸術家の育成や芸術鑑賞の意欲向上を図ることを目的としています。
同小学校の体育館に全校児童が集まり、公演の前に笛や小鼓、大鼓、太鼓の各楽器の音色や特徴などの説明に続き、間のやり取りをする重要なカケ声や手拍子の合わせ方などを教わりました。
5・6年生は、11月にワークショップで楽器の演奏を練習していましたが、そのうち15人がステージ上で同団体の演奏者と共演しました。
今回体験した野田
穏音(6年)さんは、「初めて触った楽器で、演奏の仕方で音が変わり、居心地のいい音色で興味が持てました」と話しました。
体育館中に響く音色に650年前から続く、この国のクラッシック音楽に子どもたちは、楽しんでいました。
▲実際に楽器を持って体験する子どもたち
▲ステージ上で共演し披露する子どもたち