八代妙見祭に登場する笠鉾の組み立てを見学
笠鉾組立見学ツアー
11月20日、八代妙見祭の神幸行列に登場する笠鉾の組立見学ツアーが開催され、約40人が参加しました。
これは、永年にわたり継承されてきた組み立ての技術とその価値を知り、妙見祭をより深く理解してもらおうと市が企画したもので、今年で7回目。蘇鉄や猩々などの笠鉾4基を、やつしろ観光ガイド協会の解説を受けながら見学しました。
笠鉾は釘を1本も使わないことから、立体パズルのように各部材を決められた箇所にはめ込まないと完成しない仕組みとなっており、参加者はガイドの説明を聞きながら、組み立てられる笠鉾に見入っていました。また、笠鉾の模様や部材の由来を質問し、理解を深めていました。
同ガイド協会の有馬信一理事は「400年同じ形で伝えられてきた思いを感じて見てほしい」と語りました。
並べられた部材と組み立てられる笠鉾を見学する参加者