地域の食文化を勉強
八代地域農業女性アドバイザー研修会
10月25日、坂本町の八代市生活館で、熊本県県南広域本部が主催する「八代地域農業女性アドバイザー研修会」が行われました。これは、八代地域の農業女性アドバイザーが経営や地域活動に積極的に参画し、活躍することを目的に開催されたもので、農業女性アドバイザーや農業女性ネットワーク会員など約20人が集まりました。
最初に今年度の農業女性アドバイザー認定証交付式があり、その後、参加者は坂本町の特産品である「かずら豆腐」作りを体験。かずら豆腐は、同町の鮎帰地区で昔から作られている伝統食で、坂本町生活研究グループ鮎帰会の会員が作っています。同グループの会員が作り方を説明し、参加者も一緒に調理開始。同グループが豆乳と凝固剤の混ぜ方や容器への移し方、温度などの注意点を説明すると、参加者からうなずく姿が見られました。また、注意点を聞くだけでなく、実際に体験することで理解を深めていました。
豆腐の元となる沈殿物を豆腐枠に詰め込む参加者