熊本高専八代キャンパスが２年連続日本一　デザコン２０１５空間デザイン部門で最優秀賞

　11月14日・15日の両日開催された「デザコン２０１５ in 紀の国わかやま～ささえる～」の空間デザイン部門において2年連続で最優秀賞を受賞し日本一に輝いたことを、熊本高専八代キャンパス建築社会デザイン工学科４年生が、12月７日に市役所を訪問し中村市長に報告しました。

　デザインを競う「デザコン」は、プログラムを競う「プロコン」やテレビなどで有名な「ロボコン」と並び称される全国高専生が目標としている主要な大会です。「地域強靱化のための道の駅」をテーマに全国から応募された１３９作品の中から見事、最優秀賞を受賞しました。受賞作品「かしこみかしこみ　水神様」は、本町の旧堤防南側の用地に暗渠化した旧河川を開き、かつての河原を再現し、水を畏れ敬う豊かな暮らしを取り戻す計画を、防災機能と共に提案しました。

　チームメンバーは、元嶋太一君、井島拓也君、許斐（このみ）ももこさん、島田景冬（けいと）さんの４人。リーダーの元嶋君は「地域の歴史を詳しく調べたことがコンペに勝ち残れた理由です。昨年優勝した先輩に続くためにプレッシャーがかかりました」と安心した表情を見せました。