日本ニュービジネス協議会連合会主催の「第9回ニッポン新事業創出大賞」のアントレプレナー部門で最優秀賞を受賞した「蜂の郷にしおか」の西岡千年代表取締役が12月16日、市役所を訪れ、中村博生市長に受賞報告をしました。
「アントレプレナー部門」は経営者のアントレプレナーマインド(起業家精神)や事業の新規性・革新性・実績評価、経済・社会・地域への貢献度・波及効果などが審査されます。
蜂の郷にしおかは、巣箱に女王蜂のフェロモンを入れ、女王蜂がいなくても働き蜂が働く段ボール製の巣箱を開発。軽量で保温性や通気性の良い設計で、より短い受粉交配期間、小規模施設に対応できる商品です。農業の6次産業化や果物などの輸出時代を牽引する可能性のあるベンチャー企業との評価を受けました。
西岡代表は「農業生産法人として初の受賞で本当にうれしかった。これからもミツバチの重要性を発信していきたい」と語りました。
▲受賞報告に訪れた西岡千年代表
▲受賞商品の「ミツバチボーヤ」。郵送しても蜂が死なないよう設計されている