第4回「いっしょに読もう 新聞コンクール」の高校の部で、団体で八代白百合高等学校が、個人で同校の富田真由さん(3年)が入賞し、12月20日に市役所を訪れ、市長に受賞の報告をしました。
このコンクールは、日本新聞協会が小・中・高校生を対象に、思考力や表現力などを育むとともに、記事の内容をより深く考える機会となることを目的に開催しています。家族や友だちと一緒に新聞記事を読み、意見などを書いた感想文が、46都道府県から82,774編の応募がありました。
八代白百合高等学校は、3校が選ばれる学校賞を九州で唯一受賞。平成23・24年度の2年間、N(※)IE実践指定校として、新聞を活用した取り組みを行い、指定が外れた今年度も引き続き熱心に活動に取り組んできました。
富田さんは、10編が選ばれる優秀賞を受賞。「ネット選挙消化不良」の記事を読み、ネット選挙を投票率アップにつなげるためには、有権者に誤解を招かないような名称の変更やルールの簡素化が必要であると指摘しました。受賞を受け、富田さんは「題材は、テレビでみたネット選挙の特集で、その結果を調べようと思い選んだ。これからも新聞記事を読むことを続けていきたい」と話しました。
※NIE(Newspaper In Education)とは、学校等で新聞を教材にした学習をすること
▲左から八代白百合高等学校の柳宗一郎校長、富田真由さん、NIE担当の宮嶋久美子教諭