平成25年度農林水産祭で、太江田浩次さん文子さん夫妻（鏡町）が、日本農林漁業振興会会長賞（蚕糸・地域特産部門）を受賞し、11月27日、受賞報告のため市長を表敬訪問しました。
農林水産祭は、国民の農林水産業と食への認識を深めるとともに、農林水産業者の技術改善や経営発展の意欲を高めるため、農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会が、昭和37年から実施しています。全国で行われる農林水産祭参加行事で、農林水産大臣賞を受賞（本年492点）した中から、天皇杯、内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会会長賞の各賞が7つの部門にそれぞれ授与されます。
太江田さんは、葉たばこや飼料稲など25haを経営。機械の導入や作業受委託、農地の集団化を進めることで省力化を図るとともに、飼料稲栽培による土づくりや耕畜連携による連作障害回避など、大規模かつ高品質な葉たばこ栽培を実現していることが評価されたものです。
今回の受賞について、「このような賞をいただけたのは、周りの皆さんの協力があったからだと感謝している。今後、さらに規模を拡大していくとともに、小麦など新たな品目にも取り組み、将来的には、生産から製造・販売までを行う6次産業化を視野に入れた会社組織を目指していきたい」と抱負を語りました。