11月24日、松中信彦スポーツミュージアムで競泳バタフライのオリンピック選手である松田丈志さんを育てた久世由美子コーチによる講演会が行われ、市内のスイミングクラブに通う小・中学生とその保護者など約120人が集まりました。
久世コーチは、八代第二中学校出身で競泳実業団選手として活躍。その後、松田丈志選手を4歳の頃から指導し、北京・ロンドンオリンピック2大会で競泳バタフライ銅メダル選手へと導きました。
講演では、松田選手がオリンピックに出場するまでの、段階的な目標や練習などの話があり、「目標を具体的に持って臨めば、必ずうまくいく」という言葉に、参加者は深くうなずいていました。
講演終了後は、近くのスイミング施設に場所を移して水泳教室が行われ、小・中学生約50人が久世コーチに直接指導を受けました。
講演会と水泳教室に参加した米田 颯君(千丁中1年)は、「話を聞いて、努力することと、わくわくする気持ちが大事だと思った。そして、世界で戦う人を育てた人に直接指導してもらうのはうれしい」と話しました。
▲水泳教室で、子どもたちに泳ぎ方のポイントを話す久世由美子コーチ