八代市で11年ぶりに開催となった全日本実業団バドミントン選手権大会は、北京オリンピックを直前に控え選手たちにとっては大事な試合となりました。
男子決勝は、北京オリンピック代表で八代東高出身の大束忠選手が所属するトナミ運輸(富山県)と、NTT東日本(東京都)の対決。大束・枡田ペアの活躍もあり、トナミ運輸がダブルス戦二連勝しましたが、NTT東日本がシングルス戦三連勝で五年ぶりの優勝を果たしました。また、YKKAP九州(八代市)は宿敵JR北海道に勝ち見事三位に入りました。
女子決勝は、オグシオこと小椋・潮田を擁し大会5連覇を狙う三洋電機(大阪府)と末綱・前田を擁するNECSKY(熊本市)の対決。北京オリンピック代表同士の対決となった第1ダブルス、小椋・潮田対末綱・前田戦は、地元の熱烈な声援をバックに序盤から伸び伸びと攻める末綱・前田ペアが終始試合を優位に進めセットカウント2-0で勝利し、この勝利で勢いに乗ったNECSKYは3-1で三洋電機を下し、5年ぶり2度目の優勝を果たしました。
今回の大会は、オグシオ人気などもあって、5日間で1万人以上の観客が訪れるほどの盛況ぶりでした。
▲NECSKYの末綱(右)・前田(左)ペア
▲連日大声援が送られたオグシオこと小椋(左)・潮田(右)ペア
▲北京での活躍が期待される大束選手(右)
▲見事三位に入った地元YKKAP九州の選手たち
▲今大会の反省と北京に向けての課題を話すオグシオ
▲会場には多くの観客が訪れました