~八代妙見祭~
九州三大祭りのひとつである八代妙見祭(お上り)が11月23日にあり、約1kmもの神幸行列がまちを練り歩きました。妙見祭は、八代神社(妙見町)の例大祭として約400年もの歴史ありお祭りです。
山々が赤く染まり始める秋空の下、砥崎の河原では、まず、玉振りにあわせて2匹の獅子が華麗な舞を披露。その後、子孫繁栄や商売繁盛などを祈願する9基の笠鉾(県指定重要民俗文化財)や妙見の神が中国から八代へ海を渡ってきたときに乗ってきたと言われる想像上の動物である亀蛇の力強い演舞、水しぶきを上げて走り回る花馬(馬追い)などがあり、会場に詰め掛けた観客からは、歓声が沸きあがっていました。
また、前日は、塩屋八幡宮やアーケード街で御夜もあり、笠鉾などの横に張られた陣では、お酒が振る舞われたり、一足早く祭りの雰囲気を味わう人で大変なにぎわいでした。
▲家族連れで賑わう御夜
▲亀蛇が観客席に乗り上げるのも見せ場のひとつ