地域防災力の向上につなげる
郡築校区住民参加型防災訓練
郡築校区住民参加型防災訓練が11月27日に第七中学校で行われ、地域住民ら約160人が参加しました。この訓練は、「自分たちのまちは自分たちで守る」を合言葉に、地域防災力を高め、災害発生時の避難所開設や運営体制を整えることを目的に、市と郡築汐風まちづくり協議会が連携して実施したものです。
町内ごとに分かれてダンボールベッドやトイレの組み立てなどを行う避難所開設訓練や、AEDを用いた救急救命訓練、濃煙体験訓練などが行われ、参加者は協力しながら真剣に取り組んでいました。
要介護者役で車椅子体験をした松村優子さん(郡築七番町)は「歩道や避難所には普段気づかない段差などがたくさんあることが分かり、避難する時は周りが率先して支援する必要があると感じました」と話しました。
▲防災講話で防災対策を確認
▲避難所に設置する段ボール間仕切りを協力して組み立てる参加者
▲段ボールトイレの強度を確認する参加者
▲八代消防署による応急手当や救急救命の訓練
▲水消火器を使った消火訓練や建物火災を想定した濃煙体験
▲非常食の配付もありました