農水産品の輸出拡大に向けて活用
八代港コンテナターミナル機能高度化CFS倉庫完成式
八代港コンテナターミナル機能高度化CFS倉庫完成式が、6月5日に八代港コンテナターミナルで行われ、関係者ら約50人が完成を祝いました。同倉庫は、温度管理が必要な農水産物などを保存できる小口貨物積み替え専用の施設として、県内で初めて整備されました。同倉庫を活用していくことで、これまで他県港湾から輸出されていた農水産物を、八代港から安定的に輸出することができるようになります。
式典で国土交通省港湾局の浅輪宇充局長は「熊本県産の農水産品だけでなく九州の各産地から八代港に集荷される環境が整い、輸出が拡大することで地域のさらなる産業競争力の強化につながることを期待しています」とあいさつし、中村博生市長は「八代港が南九州のゲートウェイとしてさらに大きく飛躍するため、民間事業者などと一体となって魅力向上のためのPRや集荷促進のポートセールス活動に取り組んでいきます」と話しました。
※CFS・・・Container Freight
Station(コンテナフレートステーション)の略で、輸出入手続きや貨物をコンテナに詰めるための拠点
▲完成したCFS倉庫
▲冷気を循環させて0℃~15℃を一定に保つことができる定温倉庫
▲テープカットとくす玉開披のセレモニー