新しいイ草農家のかたちを提案
全国高専デザインコンぺティションで最優秀賞を受賞
第18回全国高専デザインコンペティションの空間デザイン部門で最優秀賞を受賞した熊本高専八代キャンパスの生徒ら4人が12月22日に市役所鏡支所を訪れ、中村博生市長に結果を報告しました。同校が最優秀賞を受賞するのは今回で3回目です。
「住み継がれるすまい」をテーマにした空間デザイン部門には全国から147作品の応募がありました。その中で畳文化やイ草農家の減少という課題に着目した同校の「い草と人のよりどころ~網掛け建築でつながる・広がる新しいい草農家のかたち~」は、地域の細かい調査による分析やプレゼンテーションの表現などが高く評価され、日本一となりました。
受賞した光永周平さん(同校5年)は「イ草農家にはほとんど手を加えず外から支えるかたちにこだわり、何度も作り直しました」と話し、中村市長は「新しいイ草農家のかたちを提案され、最優秀賞を受賞されたことは大変うれしいです。おめでとうございます」とお祝いの言葉を述べました。
▲左から川口彩希先生、竹隈光紀さん、光永さん、中村市長、園田朝陽さん、長濵悠都さん
▲水路上にカフェや特産品販売所などのコミュニティ空間を作ることで、イ草や畳文化のよりどころとなるような空間をイメージ