訓練で消防力の向上を
八代広域行政事務組合消防本部による大規模災害対応訓練
6月2日、八代広域行政事務組合消防本部で豪雨災害による浸水被害などを想定した訓練が行われ、同本部と鏡消防署、5つの分署の計7カ所の職員約240人が参加しました。これは、大規模災害時の消防運営を円滑にするとともに、職員の危機管理意識・技術の向上を図るために行われたものです。
突然発生する災害を想定し、全職員を非常招集して実施。道路冠水や土砂流出により交通網が遮断されて孤立集落が発生するなどの状況を見立て、消防庁などから配備された赤バイや重機、高機能救命ボートなどを実際に運用しました。
同事務組合の谷井祐典消防長は「訓練で上手くいかなかった部分から消防力の向上を図り、いつ災害が起こっても対応できるようにしたい」と話しました。
▲重機を使って倒木を移動
▲要救助者を迅速に運ぶための水陸両用バギー
▲一度に15人移送可能な高機能救命ボート
▲細い山道でも迅速に駆けつけることができる赤バイ