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H29.11.27市長メッセージ

最終更新日:

皆さん、お早うございます。
それでは、議案の提案理由の説明に先立ちまして、最近の市政の動向についてご報告申し上げます。

初めに、熊本地震の影響により、閉鎖しておりました東陽スポーツセンターは、10月17日に天井改修工事が完了し、安全が確認できましたので、11月1日から利用を再開いたしました。


また、総合体育館大アリーナにつきましても、来年2月からの再開に向けて、現在工事を進めており、今後も新庁舎の建設など、震災からの一日も早い復旧・復興に向けて着実に取り組んでまいります。

 

次に、11月7日から8日にかけて、本年度後期の政府要望を行いました。
今回の要望では、

・南九州地域の拠点港湾「八代港」の整備促進について
   ・球磨川水系治水対策の促進について
   ・物流対策と都市の防災・安全対策の推進について
   ・熊本県八代地域い産業を守る対策に関することについて
   ・合併特例事業債の発行期限の延長について

など、現在、本市が抱えている課題19項目について、国土交通省、農林水産省、総務省、内閣府 等の関係省庁に要望を行いました。

 「斉藤 農林水産大臣」、「梶山 地方創生担当大臣」をはじめ、地元選出の国会議員の皆様方にも直接ご対応いただき、それぞれ私から、本市の課題と取り組みについて説明しましたうえで、必要な国の支援策についてお願いいたしました。

                                                                                         

 斉藤 農林水産大臣梶山 地方創生担当大臣

                                                                                                                               
いずれも、本市にとりまして喫緊の課題ばかりであり、早期解決を目指して、今後も粘り強く国等への要望活動を継続してまいりたいと考えております。

 

 

次に、今月25日、八代港外港地区におきまして、国土交通省と熊本県、ロイヤルカリビアン・クルーズ社によります、耐震強化岸壁を有する「八代港国際クルーズ拠点整備事業」の着工式が開催されました。

八代港国際クルーズ拠点整備事業

「国際旅客船拠点形成港湾」の指定を受けた八代港は、これから大型クルーズ客船の受入拠点としての整備が始まります。
 今後、南九州のゲートウェイとして、大型クルーズ客船が頻繁に寄港する港となり、八代地域の更なる経済浮揚に繋がりますものと期待しております。

 

 

次に、各種イベントなどについて、ご報告いたします。

まず、10月21日に開催しました第30回記念やつしろ全国花火競技大会は、「熊本地震復興祈願」として、益城町などの被災地から約200人を招待し、開催いたしました。
台風21号接近に伴い小雨が降る中での実施となりましたが、市内外から約30万人のお客様がご来場され、過去最高となる1万5千発の花火を楽しんでいただきました。

 

全国花火競技大会1全国花火競技大会

 

 次に、10月26日から29日にかけて、台湾の高雄市で「国際食品見本市」が開催され、八代ブースには4事業所が出展いたしました。

地元台湾のバイヤーからも、取引を前提とした見積もり依頼がくるなど、大盛況となりました。
今後も本市の特産品などを海外に向けて更に積極的にPRを行い、「フードバレー構想」の実現に向けて取り組んでまいります。

 

高雄商談会1

 

   次に、「八代妙見祭」に関してご報告いたします。
皆様、ご承知のとおり、妙見祭の神幸行事は昨年「ユネスコ無形文化遺産」に登録され、ますます活気をおびてきております。
12日に本町アーケードで開催されました「ちびっこ妙見祭」から始まり、19日は本庁仮設庁舎駐車場で「笠鉾組み立て見学ツアー」が開催されました。
22日、前夜祭の御夜では、「笠鉾」の展示や「御朱印」を集めるスタンプラリー等が行われ、小雨降る中でしたが、大勢のお客様により、にぎわいを見せました。
御夜1御夜

さらに、祭り本番の23日は、約20万人もの多くの見物客でにぎわい、「ユネスコ無形文化遺産」にふさわしく、参加団体の皆さんが一体となった「華やか」で「勇壮」な「神幸行事」となりました。
妙見祭妙見祭1
 
 
今後も八代の宝から世界の宝となった「八代妙見祭」の魅力を国内外に情報発信し、観光客の増加や地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。

 

最後に、毎年の恒例行事であります「みなと八代フェスティバル」をはじめ、「せんちょう い草の里まつり」、坂本の「ふれあい祭り」、泉の「五家荘 紅葉祭」など、それぞれ地域の特徴を活かした内容で開催し、市内外から沢山の参加者や観光客が集い、にぎわいのある「八代の秋」となりました。

なお、第48回衆議院選挙により、一週間延期しました第43回東陽しょうが祭は、台風22号接近に伴い残念ながら中止させていただきましたが、来年はぜひ、盛大に実施したいと考えております。

以上、市政の動向について、報告させていただきました。

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