記者会見　市長あいさつ

 

市長発言骨子

1．平成28年熊本地震について

 (1)市長コメント 

　4月14日、益城町を震源とする「平成28年熊本地震」発生に伴い、まず私から一言述べさせていただきます。

　皆様ご存知のとおり、本市においては布田川・日奈久断層があるということから、これまで普段から地震に対する備えには留意してきたところであります。

  そのような中、今回の地震は震度5以上を3回観測、余震は、発災から2週間となる今でも、震度3や4を示す地震が観測され、回数も900回を超えるなど、過去に例のない状況だと認識しています。

  本市の対応としては、4月14日の地震発生後、21時50分に、市及び消防本部による災害対策本部を設置し、避難所を開設しました。また16日未明の本震では震度6弱を観測し、同日夕方には大雨による避難勧告を発令。避難所を最大70カ所開設し、避難者は14,997人への対応を行ったところであります。

　本市では、今のところインフラや民家等の被災報告について多くは届いておりませんが、不安感から夜間はまだ多数の住民の方々が避難所にお集まりになっておられる状況から、避難者は減りつつあるものの、市民の安全のため、もうしばらくは開設が必要かと思っているところです。

　現在、本庁にあった各課は千丁支所・鏡支所をはじめ、各市有施設に散在している状況で、市民の皆様は大変不便な思いをなさっていることと思います。その不便さを少しでも解消できるよう、本日4月27日から、本庁舎と千丁支所間をシャトルバス運行することといたしました。

今後しばらくは、市民の皆さんにはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

　また、まだ余震の可能性もありますので、市民の皆様も用心いただきますとともに、行政といたしましても引き続き警戒にあたり、市民の皆さんの安全を確保していく所存でございますので、よろしくお願いいたします。

　加えて、さまざまな方面の方々からご心配の電報や支援物資をいただいております。この場を借りて感謝申し上げます。

(2)14日からの状況説明

　・職員呼集、対策本部設置

　・避難所開設

　・避難勧告・指示　など

(3)本市の被害状況

　・各部からの被害状況　など

(4)本市への支援

　・自衛隊

　・自治体

　・各種団体　　　　　など

2.今後の主なイベントの中止について

　・【博物館　春季特別展覧会　円山応挙展】

　　4月15日（金曜日）～6月5日（火曜日）開催　→　中止

　・【プロ野球ウエスタンリーグ公式戦】

　　5月5日（木曜日）開催　→　中止

　・【九州国際スリーデーマーチ2016】

　　5月13日（金曜日）～5月15日（日曜日）開催　→　中止

　・【第31回ふる郷愛鏡祭】

　　5月22日（日曜日）開催　→　中止

　・【歯の祭典】

　　6月4日（土曜日）開催　→　中止

　・【第11回平家いずみお茶まつり】

　　6月5日（日曜日）開催　→　中止

　・【第17回全国小学生ABCバドミントン大会】

　　8月12日（金曜日）～8月14日（日曜日）開催　→　中止