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令和4年8月分記者会見

最終更新日:

0905 定例記者会見 中村博生市長



 

令和4年8月分記者会見

 と き:令和4年9月5日(月曜日)午前11時~
 ところ:本庁3階 302会議室


台風11号の現在の状況と本市の対応

 気象庁によりますと、大型で強い台風11号は現在東シナ海にあり、中心気圧945ヘクトパスカル、風速45m/sと勢力を保ったまま北に向け進んでいます。気象庁からは、早い段階から広い範囲で甚大な影響を受けるおそれがあるとの発表がなされていましたので、本市では、9月5日(月曜日)8時30分から職員の配置体制を強化し、午後3時には高齢者避難を発令するとともに、市内22カ所の避難所を開設することとしました。

市民の皆様におかれましては、今後の台風情報や避難情報には十分注意いただきますとともに、まずは命を守ることを最優先に行動されるようお願いします。


■市議会9月定例会

会期は、9月12日(月曜日)から10月5日(水曜日)までの24日間です。開会日の提出予定議案は13件で、内訳は決算議案3件、予算議案1件、事件議案3件、条例議案6件です。

また、追加提出予定議案として、決算議案10件、人事議案1件を予定しています。その他、諸報告が11件あります。

 

今回の一般会計の補正予算の総額は、7億2,060万円です。

令和2年7月豪雨災害関連事業として、総額3億4,080万円を追加しています。

内容は、藤本・大門地区及び中津道地区に整備する災害公営住宅の建設費として3億1,380万円、輪中堤により復旧することとしている坂本町西部地区の内水対策の基本設計費として1,970万円、広域交流センターさかもと館など、道の駅坂本の復旧方針を決定するための調査業務費として730万円を計上しています。

次に、新型コロナウイルス感染症対策関連事業として、総額1億2,733万円を追加しています。

内容は、感染予防対策を実施する市内の事業者の皆様に、継続して対策を行っていただくよう、店舗施設やタクシー事業者等を支援する経費として8,100万円、図書館における感染予防対策のために、ICタグ管理システムを導入する経費として2,333万円、コロナ禍において、移動需要を喚起することで地域経済の活性化や、市内の交通事業者の皆様の経営支援を行うためのタクシーチケット・高速バス運賃割引補助事業に係る経費として1,600万円などを計上しています。

次に、通常の補正対応分では、国や県などからの補助金を活用した事業として総額2億830万円を追加しています。

内容は、福祉関連で地域密着型サービス事業所を整備する経費の補助として、1億358万円、事業所を開設する準備経費への補助として4,420万円、農業関連で認定新規就農者に対し経営を開始する際の資金助成や、経営発展のために機械などを導入する費用の補助として3,704万円などを計上しています。

次に、単独事業として総額4,417万円を追加しています。

県道拡幅工事に伴い、坂本町の久多良木社会教育センターのプールを解体する費用として2,499万円、土地改良区が実施する団体営土地改良整備事業に対する補助として1,131万円、ごみの不適正排出や、集積所から資源物の持ち去りを防止する条例を周知するための経費等として590万円、マイナンバーカードを活用した職員の出退勤管理システムを整備する経費として46万円などが主なものであります。

 

「広域交流センターさかもと館(道の駅)管理運営事業」は、令和2年7月豪雨災害で被災した広域交流センターさかもと館いわゆる道の駅坂本が現在仮復旧中で、物産エリアのみ再開しており、今後、本復旧に向けて被災した施設の現況を確認し、道の駅の認定基準を満たす適切な復旧方針を決定する必要があるため、その調査を行う経費として730万円を計上するものです。 

「タクシーチケット・高速バス運賃割引補助事業」は、コロナ禍における市民や観光客の移動需要の喚起及び交通事業者に対する経営支援を図ることを目的に実施するものです。

タクシーチケット割引補助事業は、市内のタクシー全8社共通で使用できる額面5千円分のタクシーチケットを市が2千円の補助を行った上で、八代市タクシー事業者会において3千円で販売していただくものです。販売数は5,000セットで、事業期間は令和4年10月から来年2月までを予定しています。

高速バス運賃割引補助事業については、阿蘇くまもと空港や運転免許センターと本市を結ぶ高速バス「すーぱーばんぺいゆ」の大人運賃を対象に、1運行当たり500円の乗車券等の購入補助を行うものです。割引の数は、乗車券1万枚分としており、事業期間は、令和4年10月から来年2月までの予定としています。



■市政の動向

1.八代市デジタルプレミアム商品券の販売

 新型コロナウイルス感染症の影響によって、原油価格や物価高騰などに直面しておられる市民の皆様や事業者の皆様への支援を目的として、プレミアム率40%の八代市デジタルプレミアム商品券を販売します。1口千円で、1人当たり10口を上限としていますので、購入上限額の1万円分をご購入いただいた場合の額面は1万4千円となります。

今回の商品券は、新型コロナウイルスの感染拡大防止と地域経済の循環を両立させるため、紙の商品券の発行ではなく、スマートフォン等を活用した「アプリ版」とスマートフォンをお持ちでない方にもご利用いただけるQRコードが付いた「カード版」の2種類のデジタル化した商品券としました。このアプリとカードを使用したデジタルプレミアム商品券事業の実施は、県内初の試みとなります。

申込期間は10月3日(月曜日)から14日(金曜日)までの12日間で、利用期間は10月下旬から令和5年1月31日(火曜日)までです。

申込方法は、アプリ版は事前に専用のアプリをインストールいただき、アプリでお申し込みください。カード版は、広報やつしろ10月号に折り込むチラシの専用申込書を利用して、はがきでお申し込みください。

デジタル化による商品券の導入は初めての試みですので、どなたでも安心してご利用いただけるよう商工団体と連携し、広報紙の折込チラシやホームページなどで分かりやすく丁寧に周知してまいります。

また、この取組が、市民の皆様にとりまして、暮らしの中にデジタルを取り入れる新たな機会となりますことを大いに期待しています。




2.出張スマホ教室の開催

 出張スマホ教室は、現在本市が進めているスマートシティやつしろの実現に向けた取組の一つとして、スマートフォンの利用が不安な方を対象に実施するものです。9月20日(火曜日)から12月13日(火曜日)に各コミュニティセンター20カ所と市役所本庁で開催します。

 各コミュニティセンターでは電話のかけ方やカメラの使い方など初歩的な講座を、市役所本庁ではLINEアプリの利用方法や市の防災アプリの紹介などの講座のほか、マイナポイントの申請方法の講座などを実施します。参加費は無料で、定員はいずれも先着10名です。

 この出張スマホ教室をきっかけとして、スマートフォンの利活用の幅が広がり、デジタル化の恩恵を受ける市民の皆様が更に増えることを期待しています。

 また、今後も引き続き、誰一人として取り残されない、人に優しいまちづくりに取り組んでまいります。


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