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令和3年7月記者会見

最終更新日:
市長


 

令和3年7月記者会見

 と き:令和3年7月28日(水曜日)午後2時~
 ところ:鏡支所3階大会議室  

 

 7月27日に、人権政策課に勤務する本市職員の新型コロナウイルス感染が確認されました。感染確認に伴い、27日の夜に人権政策課がある千丁支所全館の消毒作業を行なっています。千丁支所の業務は、消毒作業が終了しているため、通常どおり実施しています。
 なお、感染が確認された職員は窓口業務には従事していませんが、人権政策課の職員の検査結果が確認されるまで、人権政策課の業務は休止しています。業務を再開する時期は改めてお知らせいたします。
 市民の皆様には、ご不便、ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
 職員に対し、これまでも基本的な感染防止対策の徹底を図るよう、周知し¬てまいりましたが、感染予防の意識をさらに高く持ち、より一層、感染防止対策に努めるよう、改めて指示いたしました。

 

■7月27日付 専決補正予算について
 今回の一般会計補正予算の総額は5億6,840万円で、新型コロナウイルス感染症対策により落ち込んでいる経済の回復を図るため、本市独自の対策のほか、梅雨前線豪雨による災害復旧の経費などを計上しています。
 まず、新型コロナウイルス感染症対策に関連した経済対策として、総額3億5,770万円を計上しています。 1つ目の対策として、「安心なまちやつしろプロジェクト」に加入する市内の事業所で利用できる「やつしろ未来クーポン券」を全ての市民に発行いたします。今回その経費として、3億1,450万円を計上しています。2つ目の対策として、新型コロナウイルス感染症や令和2年7月豪雨災害により影響を受けている宿泊事業者などの回復を行うため、宿泊費の半額補助や周遊クーポンの配布などを行なう経費として、4,320万円を計上しています。
 次に、梅雨前線 豪雨災害に関連して、7月9日から10日にかけて被害を受けた道路橋梁施設、河川施設および社会教育施設の災害復旧経費として、1,437万円を計上しています。
 その他、県からの補助金を活用した「強い農業づくり支援事業」として、1億9,633万円を計上しており、農業者団体による「低コスト耐候性ハウス」の導入に係る経費について補助を行います。
 

 

 

■市政の動向
(1)新型コロナウイルスワクチン接種(住民接種)
 現在の接種状況は、65歳以上の高齢者において7月27日現在で、1回目の接種を済まれた方が 38,707人で90.4%、うち2回とも接種が済まれた方が 30,426人で71.0%となっており、前回お知らせした6月25日現在から56.0ポイントの増加となっています。
 また、市全体の接種状況は、7月27日現在で1回目の接種を済まれた方が52,236人で41.8%、うち2回とも接種が済まれた方が37,755人で30.2%となっており、いずれも全国および熊本県の接種率を上回っています。
 16歳から64歳までの皆さんについては、ワクチンの供給不足により、7月9日から個別接種と集団接種ともに、新規予約の受付を一時停止としていましたが、8月後半のワクチンを一定量確保できましたことから、個別接種の新規予約受付を7月21日から再開いたしました。個別接種に多くの予約が入っている状況でありましたことから、個別接種を優先して再開としたものです。
 また、「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」の発行受付を7月26日から開始しました。対象は、海外渡航などにより必要とされる方のみで、申請書と必要書類等を新型コロナウイルスワクチン接種対策室に郵送または持参してください。
 現在、全国的にデルタ株への置き換わりが急速に進み、感染者が増加傾向にあるため、引き続き、国県の動向を注視しながら、本市の感染防止対策と地域経済活動の両立に 全力で取り組んでまいります。


 

 

 

(2)新型コロナウイルス感染症対策事業 やつしろ未来クーポン券
 八代市では、新型コロナウイルス感染症による影響で落ち込んだ個人消費や外出自粛などで低迷した地域経済の回復を後押しするため、「やつしろ未来クーポン券」を全ての市民を対象に発行いたします。このクーポン券は、200円分のクーポン券が10枚綴りで、買い物をする際に500円ごとにクーポン券1枚を使用できるものです。安心なまちやつしろプロジェクトに加入登録し、本事業への参加を希望する市内の事業所で9月1日(水曜日)から令和4年1月31日(月曜日)までの期間、使用することができます。なお、「やつしろ未来クーポン券」は、令和3年6月30日時点で本市に住民登録されている方に9月1日から郵送いたします。
 市民の皆様にクーポン券をご利用いただき、地域の活性化につなげるとともに、やつしろの明るい未来につながっていくことを大いに期待しています。


 

(3)新型コロナウイルス感染症対策事業 八代市秋の行楽・宿泊補助キャンペーン
 このキャンペーンは、コロナ禍や令和2年7月豪雨災害の影響を受けている市内の旅館やホテル、観光施設などの回復と宿泊の需要喚起を行うため実施するものです。キャンペーンの主な内容は、市内の宿泊施設を利用された方への宿泊費の半額補助や市内の周遊補助チケットの配布、観光団体が行うキャンペーンのPRや地域活性化事業への補助です。
 宿泊費の半額補助は、県内、県外の方を問わず、利用される曜日や宿泊費に制限はありません。県内の方が利用される場合は、県が実施する宿泊補助事業「くまもと再発見の旅」を併用した半額補助となります。
 市の周遊補助チケットは、宿泊費の金額によって配布する枚数が異なっており、8千円以上1万円未満の場合は1枚、1万円以上の場合には2枚を配布します。市内の物産館や飲食店、タクシーなどで利用することができ、1枚1,000円としてご利用いただけるもので、各宿泊施設で配布いたします。
 なお、9月1日から開始する予定としていますが、7月27日に県の宿泊補助事業である「くまもと再発見の旅」の新規予約受付が停止となりましたことから、今後の県の実施状況を確認しながら展開してまいります。



 

(4)新型コロナウイルス感染症対策事業 高速バス「すーぱーばんぺいゆ」乗車券購入補助並びにタクシーチケット割引補助

 高速バス「すーぱーばんぺいゆ」の乗車券を片道あたり500円割引した価格で購入することができます。広報やつしろ8月号で8月1日から開始するとお知らせしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、延期することといたしました。開始時期は、改めて周知いたします。
 また、タクシーチケットは、9月1日(水曜日)から令和4年2月28日(月曜日)まで、5,000円分のチケットを3,000円で購入することができます。非常にお得に利用できるものとなっておりますので、ぜひ活用して市内各地へお出かけいただきたいと思います。


 

(5)坂本町の復興に向けた取組み
 7月7日(水曜日)から25日(日曜日)にかけて開催しました「第2回 坂本町復興まちづくり計画策定懇談会」では、安心して暮らせる住まいの確保や集落再生に向けた今後の取り組みなど地域の皆様から生の声を伺い、検討を行うため、旧小学校8校区ごとに開催し、268名の方にご参加いただきました。私も、政府要望による上京のため参加できなかった田上地区を除き、7つの地区の懇談会に出席し、「宅地嵩上げの具体策を示して欲しい」といったご意見や「避難所や避難道路の整備」など、率直なご意見をいただきました。今後、いただいたご意見を踏まえ、地域の皆様とともに、地区ごとの復興まちづくり計画の策定をスピード感をもって進めてまいります。
 また、昨日27日(火曜日)には、坂本支所周辺の賑わいの再生を目指すため、支所周辺で被災された農協、森林組合、郵便局や病院など関係機関の皆様にお集りいただき、意見交換会を開催し、令和7年中の支所再建に向けて、坂本支所をはじめとした周辺のまちづくりのイメージを共有させていただきました。イメージ図は、駅の隣に支所や消防署を集約し、その下流側に、支所周辺にあった全ての関係機関を集約した建物が建つイメージとなっています。昨日は「坂本町を無医地区にするわけにはいかない」という意見や「支所周辺のイメージ図を出してもらい、分かり易くなった」「“まち機能”の集約へ向けて協力したい」といったご意見をいただきました。
 このイメージを“たたき台”として、今後、地域住民の皆様にとって利便性の高い“まち機能”集約へ向けた検討を進めてまいります。

 

 

(6)球磨川河川緑地の災害復旧一部完了に伴う開放
 球磨川河川緑地は、令和2年7月豪雨により被災し、現在、復旧作業を進めているところです。この度、国道219号の新萩原橋より下流部の、芝生広場や自由広場の復旧が完了しましたので、8月1日(日曜日)から開放いたします。隣接する野球・ソフトボール広場は9月11日(土曜日)から開放し、同日から2日間にわたって行われる熊本県民体育祭八代大会のソフトボールとサッカーの会場として使用される予定となっています。また、競技広場より上流側は10月16日(土曜日)から開放する予定としています。
 市民の皆様には、豪雨災害以降、長い間、大変ご不便をおかけいたしましたが、ぜひご活用いただきますようお願い申し上げます。

 

 

(7)“スマートシティやつしろ”キックオフイベント
 本市では、安全・安心で持続的に発展するまち“スマートシティやつしろ”の実現に向けて、「デジタル社会の実現に向けた八代市基本方針」に基づき、具体的な事業や取組みを定める基本計画の策定などに取り組むこととしています。
 今回、取組みを本格化させるにあたり、「平井卓也デジタル改革担当大臣と語る八代市のデジタル戦略」と題し、市民や関係団体の方などを対象とした“キックオフイベント”を、8月5日(木曜日)午後6時30分から桜十字ホールやつしろで開催いたします。平井卓也デジタル改革担当大臣のオンラインによる特別講演や本市のデジタル化に関する取組みの紹介、株式会社SUNABACOの中村良代表取締役をコーディネーターとして、平井大臣、金子恭之衆議院議員、そして私の3名による トークセッションを行う予定です。お申し込みは、7月31日(土曜日)までにインターネットの専用フォームからの手続きとなり、定員250名で、申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。
 今回のイベントが“スマートシティやつしろ”に向けた第1歩となり、今後、八代市全体に波及していきますことを期待しています。

 

 

(8)地方創生人材育成の連携に関する協定書及び覚書調印式、やつしろ未来創造塾<第2期>開講式
 本市では、昨年から、地域の課題解決につながる新たなビジネスを創出する取組みとして、和歌山県田辺市の「たなべ未来創造塾」をモデルとし、地域の若手経営者を対象とした「やつしろ未来創造塾」を実施します。
 本年、この塾を指導いただいている 金岡省吾教授が、4月に富山大学から熊本大学に移られたこともあり、今年から、県内でも玉名市、天草市、阿蘇地域が同じ取組みを始めることとなりました。今回、この取組みの核となる熊本大学と本市を含めた5つの地域が、連携を確認するため、8月3日(火曜日)に熊本大学で協定書及び覚書の調印式を行うものです。
 また、田辺市と八代市は、さらに発展したモデルを示すため、熊本大学のほか、日本政策金融公庫の田辺支店、八代支店を加えた5者で、地方創生人材の育成を目的とした 覚書を取り交わすこととしています。このように、広域の自治体と金融、大学が連携した取組みは、全国でも類を見ないものです。
 式典終了後には、やつしろ未来創造塾第2期の開講式を行うこととしており、塾生は2月の修了式までの間に、地方創生につながるビジネスプランを練り上げていく予定としていますので、皆様にも、日々成長する塾生を応援いただきたいと思っています。


 

  

(9)ふるさと納税返礼品 八代亜紀氏が命名した八代産ブレンド米
 ふるさと納税の返礼品は、3月末現在で685種類のメニューがありますが、新たなメニューとして、八代よかとこ大使を務めていただいている八代亜紀さんに命名いただいた「ふっくら ふんわり ふわりっ娘」を、8月中旬から追加することが決定しました。これは、八代産の「森のくまさん」や「ヒノヒカリ」などを使用した、オリジナルのブレンド米です。八代市出身の著名人とコラボした八代産米を返礼品とすることで、八代産米の認知度の向上と消費拡大を図り、地域活性化につなげることを目的としているものです。この八代産ブレンド米を取り扱うふるさと納税のポータルサイトは、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税、ANAのふるさと納税の3つのサイトとなっています。
 本市は、このほかにも、多くの返礼品を取り揃えていますので、全国にいらっしゃる多くの八代市ファンの方々にふるさと納税をご利用いただき、本市を応援いただきますことを期待しています。

 

 

  

(10)「みなとオアシス八代」登録証交付式
 旅客ターミナルやくまモンポート八代をはじめとする、6つの施設が「みなとオアシス八代」として登録されます。これに伴い、7月31日(土曜日)午前9時から、くまモンポート八代で登録証交付式が行われます。今回の登録により、八代港が地域住民の交流や観光の振興によるにぎわい創出の場として、地域活性化に向けた一助を担うことが期待されますことから、大変うれしく思っています。
 より多くの皆さんに、「みなとオアシス八代」を憩いの場としてご利用いただきたいと考えています。

 

 

 

 

(11)八代市マイナンバーカード受付センターの開設
 「八代市マイナンバーカード受付センター」は、マイナンバーカードの交付率向上を図ることを目的として、イオン八代ショッピングセンターの2階に設置するものです。開設期間は8月19日(木曜日)から令和4年3月31日(木曜日)までで、水曜日と土曜日、祝日及び年末年始は休館日とします。受付センターで手続きいただきますと、申請に必要な顔写真をその場で無料で撮影することができ、カードは後日、本人限定郵便で送付いたしますので、受け取りのために 再度ご来場いただく必要がありません。
 大変手軽にマイナンバーカードを作ることができますので、市民の皆様には、お買い物のついでや仕事帰りなどにご利用いただき、マイナンバーカードをお持ちになる機会としていただきたいと考えています。

 

 

 


 



 

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