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令和3年4月記者会見

最終更新日:
市長


 

令和3年4月記者会見

 と き:令和3年4月28日(水曜日)午後2時~
 ところ:鏡支所3階大会議室  

 

 新型コロナウイルス感染症につきまして、首都圏や関西などでは、4月25日(日曜日)から5月11日(火曜日)までを対象とする緊急事態宣言が発令されるなど、感染力が強い、変異型ウイルスが猛威をふるっており、感染拡大の第4波が、全国的に広がっています。
県内も例外ではなく、4月に入って、感染者数が急増し、4月23日付で熊本県のリスクレベルが「レベル5 厳戒警報」に引き上げられたところです。
 本市におきましても、同日、すでに予約されているものを除き、市有施設を当面の間、休館するとともに、市が主催する行事を原則中止または延期する決定を行うなど、感染拡大防止対策の強化を図ったところです。市民の皆様には、急な決定によりご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
 また、本市では、1月28日以降、感染者は確認されていませんでしたが、4月10日から24日までの14日間で13名の感染者が確認されました。ここ数日の感染者は確認されておりません。感染が確認された13名のうち、3名につきましては、本市職員が感染した事例であり、市民の皆様におかれましては、消毒作業のため、庁舎の一部を閉鎖するなど、大変なご不便、ご心配をおかけしましたことに対しまして、深くお詫び申し上げます。
 本市の職員が、短期間で3名も感染したことを受け、すべての職員に対して、県外への不要不急の移動を控えるとともに、「新しい生活様式」の実践や、三密の回避はもちろんのこと、少人数でも会食などを行う際は、感染防止対策が講じられた飲食店等の利用や、熊本県が作成した「会食時の感染リスクを下げる4つのステップ」を励行するなど、基本的な感染防止対策の再度の徹底を行い、一人一人がこれまで以上に強い危機感をもった行動をとるよう、改めて注意喚起を行ったところです。
 市民の皆様におかれましても、明日より大型連休に入りますが、帰省や旅行を含め不要不急の県外との往来を控えていただくとともに、引き続き、大切な人や身近な人を守るために、会食時などでの感染防止対策を徹底していただきますよう、お願い申し上げます。

 

 6月18日(金曜日)から、東陽町、泉町における光ブロードバンドサービスの供用が開始されます。
 光ブロードバンドサービスを利用できない地域については、環境整備に係る費用の一部を市が負担し、民間の通信事業者の整備を促進しています。
 これまで、令和元年度に龍峯地域、令和2年度に日奈久・二見・鏡沿岸部地域の整備が完了しており、東陽・泉地域は、令和3年度内の整備を予定していましたが、大幅に前倒しすることができました。残る坂本地域も、令和4年度内の整備完了を予定しています。

 

 「新たな防災行政情報通信システム」が4月から稼働いたしました。
 防災行政情報につきましては、これまで、屋外拡声子局や電子メールによる一斉送信などでお伝えしていましたが、それらに加え、新たに、防災アプリ「インフォカナル」と電話やFAXによる一斉送信システムでも、お伝えできるようになりました。
 本市としましては、このシステムを最大限活用して防災情報をお伝えしていくこととしていますが、これらを利用するにはアプリのインストールや、一斉送信のための市役所への申請が必要となります。
 市民の皆様におかれましては、出水期前までに、必要な登録を漏れなく行っていただきますようお願いいたします。

 

■市政の動向

(1)新型コロナウイルスワクチン接種(住民接種)
 本市におけるワクチンの住民接種は、国から供給される、ワクチンの4月分に限りがありますことから、高齢者施設の入所者と従事者を先行して、4月19日(月曜日)から実施しています。
 また、国から本市に供給されるワクチンが5月中に接種が可能となる量の確認ができましたことから、4月28日(水曜日)から65歳以上の高齢者約44,800人の方を対象に、接種券や予診票、個別接種を実施する医療機関一覧などの関係書類を発送することとしております。
 今回発送する対象者の皆さん全員に、関係書類が到着すると見込まれる5月13日(木曜日)から、個別接種と集団接種の予約受付を開始いたします。
 個別接種につきましては、各医療機関へ直接電話で申し込んでいただき、5月24日(月曜日)から77の医療機関で接種を開始する予定としています。
 集団接種につきましては、6月以降に、市内5カ所の会場、八代トヨオカ地建アリーナ、桜十字ホールやつしろ、鏡コミュニティセンター、坂本地域福祉センター、振興センターいずみでの接種を予定しています。
 接種を受ける会場によって接種できる日が異なりますので、日にちの指定はできませんが、接種を希望される会場を「八代市ワクチン接種コールセンター」にご連絡いただきますと、接種される日の2週間前までには、日程等を通知することとしています。
 予約受付開始直後は、電話等がつながりにくくなることもあるかと思いますが、希望される方は確実に接種を受けることができますので、慌てず落ち着いて、ご対応いただきますようお願いいたします。

 

(2)八代市新型コロナウイルスワクチン接種に伴うタクシー利用助成事業
 新型コロナウイルスワクチン接種におきまして、より多くの皆様に接種いただきたいと考えておりますことから、この度、高齢者の皆様のワクチン接種会場への移動支援と、利用が減少しているタクシーの利活用促進を目的として、ワクチン接種に伴うタクシーの利用助成事業を実施することといたしました。
 助成内容は、タクシーの初乗り料金相当額である660円の4回分、合計2,640円のクーポン券を全ての高齢者の皆様に接種券とは別に郵送にて配布するものです。
 個別接種が始まります5月24日(月曜日)までにはお届けできるように準備を進めていますので、是非ご利用いただきますようお願いいたします。
 なお、高齢者以外の移動困難者の皆様への支援につきましても、現在検討を行っていますので、16歳以上の一般接種開始時期までにはお示ししたいと考えています。

 

(3)八代市新型コロナウイルス感染症予防対策支援補助金(継続)の実施
 この事業は、すでに報道資料でお知らせしております、4月14日付けで専決処分した「新型コロナウイルス感染症対策」関連事業、2億7,970万円の事業の一つです。
 八代市内の施設を対象に、新型コロナウイルス感染症の予防対策に要した経費の4分の3を補助するもので、1件につき上限を10万円としています。
 また、今回より、タクシー等が実施された感染予防対策に要した費用につきましても、新たに補助対象に追加いたしました。予防対策に要した経費の4分の3を補助し、1台につき上限3万円で、1事業者あたりの上限は100万円としています。
 今回の補助対象は、3月16日以降に予防対策として購入したものの費用で、昨年10月から実施している同補助金の補助対象期間が終了することに伴いまして、切れ目のないよう、事業者の皆様を支援するため、さかのぼって対象期間とするものです。
申請につきましては、補助を受けるための要件として「安心なまちやつしろプロジェクト」への登録などがあります。
 また、特定記録郵便でのみ受付を行い、締め切りは7月31日(土曜日)としています。
 事業者の皆様におかれましては、ぜひこの支援制度をご利用いただき、感染再拡大を予防する対策の一助としていただければと考えております。
 本市といたしましては、引き続き皆様のご意見をきめ細かに伺いながら、必要な対策にスピード感をもって取り組んでまいります。

 

(4)坂本町の復興に向けた取組み
 令和3年2月に策定した「八代市坂本町復興計画」に基づき、令和3年度は、「八代市坂本町復興まちづくり計画」を策定することとしています。
 この計画は、坂本町における住まいの再建などを進めることを目的とした地区ごとのまちづくりと、坂本支所等の再建に向けて、地域振興につながる創造的復興を実現するための具体的な取組みを定めるものです。
 現在、公募型プロポーザル方式で委託する事業者を選定しているところで、できるだけ早期に受託業者を決定したいと考えております。
 計画の策定にあたりましては、坂本町の皆様が安心して住み続けることができるような実効性の高い計画とするとともに、地域の皆様のご意見をしっかりと伺いながら進めてまいります。
 また、ご承知のとおり、国土交通省 九州地方整備局の「八代復興事務所」が本年4月1日付けで設置され、その開所式が4月24日(土曜日)に行われました。今後は、国や県との連携をより一層深めながら、創造的復興に向けて全力で取り組んでまいります。

 

(5)八代市民俗伝統芸能伝承館「お祭りでんでん館」のオープン
 現在、厚生会館ホール横に建設中の「八代市民俗伝統芸能伝承館」、愛称「お祭りでんでん館」の落成式典および一般オープンの日程が決定いたしました。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、来館者の分散を図るため、落成式典は7月30日(金曜日)10時から、一般オープンは翌日31日(土曜日)の9時から行う予定です。
 7月31日の一般オープンの際には、オープニングイベントの開催を予定しており、内容につきましては、決定次第、お知らせする予定です。
 伝統文化の学びの場や無形 民俗文化財の練習、披露の場など、身近な施設として、市民の皆様にご活用いただきたいと思っております。

 

(6)東京2020オリンピック聖火リレー
 本年3月25日に福島県をスタートした聖火リレーは、本市では5月5日(水曜日)に万全の感染防止対策を図ったうえで実施される予定です。
 当日は、仮設庁舎西側を午後7時にスタートし、午後7時30分頃に桜十字ホールやつしろに、聖火ランナーが到着する予定です。
 本市での聖火ランナーのお一人として、本市出身で1992年のバルセロナ オリンピックにバドミントン日本代表選手として出場された、陣内貴美子さんが務められる予定です。
 当日は、ライブ中継される予定ですので、多くの方にご視聴いただきたいと思います。
 到着会場である桜十字ホールやつしろでは、午後6時5分から聖火の到着を祝福するセレモニーが予定されており、八代白百合学園高等学校吹奏楽部の皆さんの華やかな演奏などが行われた後、午後7時30分頃から、最終ランナーである陣内貴美子さんのインタビューや八代亜紀さんの紹介、記念撮影などが行われます。
 当日は、午後5時30分頃から午後8時頃まで、会場周辺で交通規制が実施されますので、周辺にお住いの方や店舗の皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 なお、セレブレーション観覧のお申し込みは、すでに終了しております。
 また、今後の新型コロナウイルスの感染状況次第では、内容が変更となる場合がございますので、ご注意ください。

 

(7)新型コロナウイルス感染症の影響によるイベント等の中止
 5月22日(土曜日)と23日(日曜日)に予定しておりました「豪雨災害復興祈願第27回九州国際スリーデーマーチ2021」、5月30日(日曜日)に予定していました「第36回ふる郷愛鏡祭」、6月6日(日曜日)に予定しておりました「第16回平家いずみお茶まつり」、以上、3つのイベントにつきましては、大変残念ですが、中止が決定いたしました。
 また、イベントではありませんが、「くまモンポート八代」に寄港を予定していました、2隻のクルーズ船につきまして、運航が中止となりました。5月10日(月曜日)に「飛鳥II」が、5月26日(水曜日)に「ぱしふぃっく びいなす」が、それぞれ寄港する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中止となったものです。
 イベントの開催や寄港を楽しみにされ、ご参加、ご来場を検討されていた皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解いただきますようお願い申し上げます。

 



 

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