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令和元年12月記者会見(1月分)

最終更新日:
記者会見

令和元年12月記者会見(1月分)


 と き 令和元年12月25日(水曜日) 11時00分 

 ところ 鏡支所3階大会議室

 

■平成31年・令和元年 市政10大ニュース
 平成31年・令和元年を振り返りまして、本市における10大ニュースを選びました。項目は、配布資料でご確認いただければと思いますが、順位を付けられるものではありませんが、その中の何点かを、お伝えいたします。

 

(1)新庁舎 及び 八代民俗伝統芸能伝承館(仮称) 建設工事開始
 防災機能を充実させ、市民の利便性を高め、まちの拠点としての機能を持つ市役所新庁舎と、ユネスコ無形文化遺産の「八代妙見祭の神幸行事」をはじめとする、市内の無形民俗文化財の保存継承と交流促進を目指した八代民俗伝統芸能伝承館が、令和3年中の完成を目指し、その建設工事を開始いたしました。
 併せて、中心市街地に向かう人の流れとまちの賑わいを創出するため、市役所から本町アーケードに向かうシンボルロードの再整備に取り組んでおります。

 

(2)世界に飛躍する八代港
 海外に向けた本市の玄関口であります八代港に、県内で初めて、「海の女王」と呼ばれるイギリスの豪華客船『クイーンエリザベス』が寄港いたしました。
 また現在、国、県、ロイヤルカリビアン社の3者の連携により、整備中であります八代港のクルーズ拠点の愛称が『くまモンポート八代』に決定されました。
 来年4月の供用開始に向けて、官民一体となってソフト・ハードの両面から「おもてなし」の充実に向けた受入環境の整備に取り組んでおります。

 

(3)スポーツ王国八代 トップアスリートが躍動
 本年は、本市にとりまして、まさに「スポーツの年」と言える年でございました。
 8月には、「全国高等学校総合体育大会」が開催され、本市ではバドミントン競技とアーチェリー競技が実施されました。
 バドミントン競技に出場した八代白百合学園高校2年の郡司選手は、女子シングルスで優勝し、同じく、八代東高校3年の野田選手が、男子シングルスで準優勝、男子ダブルスでも同じく3年の浦選手とのペアで3位となるなど、本市の出場選手のみなさんもとても健闘されました。
 なお郡司選手は、その後、ロシアで行われた世界ジュニア大会においても優勝を果たされ、見事に世界のタイトルを手にされました。
 さらに、先月末から開催されました「女子ハンドボール世界選手権大会」におきましては、市内の各学校や各校区の応援運動もありまして、本市会場は多くの観客の皆さんにご来場いただき、連日、大いに盛り上がりました。

 

(4)台湾バドミントン協会との「スポーツ分野における友好交流覚書」締結
 台湾バドミントン協会、熊本県バドミントン協会、八代市バドミントン協会、並びに本市による「スポーツ分野における友好交流覚書」を締結いたしました。今後、相互の友好関係の強化やジュニア選手の交流など、スポーツ分野における協力の進展を目指してまいります。
 また、これをきっかけに、2020東京オリンピック・パラリンピックにおける台湾のホストタウンに登録され、先日23日には、台湾オリンピック委員会の廖副主席、並びに台湾バドミントン協会の張理事長などが、本市を訪問され、八代トヨオカ地建アリーナを視察されました。

 

(5)い産業の再興へ
 本市の基幹産業の一つである「イ草・畳表」の再興を目指すため、国内で畳資材を取り扱う大手商社と氷川町、本市の3者により連携協定を締結するとともに、建設業者、住宅メーカー、生産者団体及び県等が参加する「八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会」を設立いたしました。
 これらを通じて、大都市での広告宣伝など、全国的なPR活動を進めてまいります。

 これら以外にもいろいろな出来事がありましたが、「防災対策の充実」、「協働のまちづくりを進めるための取り組み」、「若い人の就職を支援する企業誘致」や安心して子どもを生み育てることを支援する「産後ケア事業」、「こども医療費助成の拡充」、「幼稚園、小・中学校へのエアコン整備」など、市民のみなさんに「住み続けたい」と思っていただける故郷の実現に近づけた1年であったと思います。

 

■市政の動向
(1)香港向け晩白柚出発式
 本市の特産品である晩白柚は、日本の食文化を支える食材として、イオングループが行うフードアルチザン活動の対象品目に選ばれており、PRや消費拡大・販路拡大の取り組みを行っていただいております。
 その取り組みの一環として、平成26年度から香港への輸出が始まり、春節前のギフト商品としてイオンストアーズ香港で販売されており、毎回高評価を頂いているところです。
 今年度も約2,000個の晩白柚を八代港から輸出する予定であり、その出発式を1月7日(火曜日)午後3時から、JAやつしろ八代果実選果場で開催します。

 

(2)令和2年 八代市消防出初式
 一年間の無火災、無災害を祈願する「令和2年 八代市消防出初式」を1月26日(日曜日)午前9時から、球磨川河川緑地において、開催いたします。
 市内の1,000人を超える消防団員の勇壮な「分列行進」や、消防ポンプ31台を操作し、大空に向かって放水する「一斉放水」は、壮観な光景であるかと思います。
 今回は、全国女性消防操法大会で優勝した『八代方面隊 本部分団』の選手が、その優勝旗を持って「分列行進」の先頭で行進いたします。

 

(3)八代市景観まちづくりシンポジウム
 本市では、9月1日に「八代市景観条例」を施行し、景観行政団体として、地域の特色を生かした魅力ある景観まちづくりを市民協働で進めております。
 そこで、これからの八代の景観まちづくりについて市民の皆さんと共に考え、景観に対する意識の高揚を図り、自発的な景観まちづくりの進展につなげていくことを目的に、今回初めて、「八代市景観まちづくりシンポジウム」を1月26日(日曜日)午前10時から、やつしろハーモニーホールにおいて開催いたします。
 熊本県立大学の柴田祐教授による講演や、柴田教授のファシリテートによるパネルディスカッションが行われますので、多くの皆さんにご参加いただきたいと思います。

 

(4)ベトナム経済ミッション団の訪問視察
 本市の特産品である「晩白柚」は、ベトナムにそのルーツがあり、台湾を経由して、国内に持ち込まれ、八代地方において急速に栽培が広まったと伺っております。また昨今では、本市の在住外国人も急増しており、中でも、ベトナム国籍の技能実習生が最も多く、今後も増加する傾向にあることから、本市とベトナムとのかかわりは、より一層深まっていくものと考えております。
 そのようなことから、本市とベトナムとの行政間交流や両国の文化・経済の交流を図りながら、多文化共生の社会づくりを進めることを目的に、八代商工会議所など、経済関係者の方々と共に、1月16日(木曜日)から19日(日曜日)までの2泊4日の行程でベトナムを訪問してまいります。
 訪問中は、ホーチミン市の関係機関や「技能実習生送り出し機関及び教育機関」、「商業施設」などを視察予定で、現在最終調整を行っております。

 

(5)八代トマト・ミニトマトPR事業
 「やつしろトマト」の認知度やブランド力の向上を目指し、本年6月に「JAやつしろ」や「農事組合法人八協連」、また「熊本青果物出荷組合」など、市内のトマト生産出荷団体10団体の参加により、「八代トマト・ミニトマトPR事業実行委員会」を設立いたしております。
 本実行委員会では、日本一の生産地である「やつしろトマト・ミニトマト」のPR動画のネット配信事業に取り組んでおり、先日、12月14日(土曜日)に本市での撮影が行われました。
 来年2月の完成を目指しており、完成後は、インターネット通じた動画配信を行い、「やつしろトマト」の市場価値の向上を目指してまいりたいと考えております。

 

【北海市友好派遣団の報告】
 12月17日から22日までの行程で、市内の8名の中・高校生が、友好都市の北海市を訪問し、ホームステイや中国の学校訪問などの貴重な体験をして参りました。
 中でも、訪問した北海市第二実験学校での授業体験終了後、校庭で中国伝統の踊りや、武術の型の披露などの熱烈な歓迎を受けた訪問団の生徒達は、そのお返しに天草出身のアーティスト「ワニマ」の曲に合わせ、即興ダンスを披露するなどして交流を深めたとの、報告がありました。
 今後、参加した子どもたちが、国際人として活躍してくれることを大いに期待しております。

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