記者会見
と き 平成31年3月28日(木曜日)11時00分
ところ 鏡支所3階 大会議室
市長発言骨子
市政の動向
(1)八代市総合防災マップの作成と配布
災害発生時に適切な行動をとることで、災害から身を守り、地域の防災力向上を図ること目的として、新たに3種類の防災マップを作成した。
10年ぶりに改訂した校区別の「地域防災マップ」には、避難所や危険個所などに関する情報を掲載しており、市内各世帯配布する。
市内全域の避難所や危険個所のほか、様々な防災情報を掲載した「総合防災マップ」を3年ぶりに改訂し、市内公共施設や防災関係機関に配布する。
今回作成する「総合防災マップ」は、災害情報ごとにインターネットでも閲覧できるようになっている。
(2)やつしろ国際化推進ビジョンの策定
本市には約2,500人の外国人が居住しており、10年までの約2.7倍に増加している。また、大型外国クルーズ船の寄港による外国人観光客の増加や企業・団体による海外との交流機会も増えてきている。
そこで、急増する外国人観光客や在外外国人、経済活動のグローバル化、国際交流活動の活発化など、国際化の波が押し寄せる中、インバウンド対策や多文化共生社会の構築、グローバル化に対応可能な人材育成といった諸課題の解決を図り、国際化の急速な進展に対応するため、基本方針や施策を明らかにするビジョンを策定した。
「世界の笑顔が花咲く国際都市」を目標として、在住外国人との共生を図り、訪日外国人観光客のおもてなしによって、すべての市民と訪れる人々の笑顔が花咲くまちづくりを目指す。
(3)八代市自殺対策計画を策定
改正自殺対策基本法(平成28年)に基づき、「八代市保健計画(第二次)」と整合性を保ちながら、自殺予防対策と関連性の高い関係各課の計画と連携を図り、自殺対策を推進するため、「八代市自殺対策計画」を策定した。
「誰も自殺に追い込まれることのない八代市を目指す」を基本理念に、自殺者の減少に取り組む。
(4)市立病院閉院
3月31日をもって八代市立病院を閉院する。
4月1日からは、熊本総合病院と八代北部地域医療センターへ市立病院の機能を引き継いでいただき、新たに整形外科診療も加わり、「熊本総合病院付属クリニック」として開業していただく。
(5)組織の再編
簡素で効率的な組織を目指すとともに、新たな行政課題に対応できる組織とするため、市の組織の一部を変更する。
【新設】
・資産経営課(財務部)
普通財産の積極的な活用、ファシリティマネジメントの更なる推進を図る。
・イベント推進課(経済文化交流部)
経済文化交流部内のイベントの効率的な事務執行訂正を確保するとともに、業務のアウトソーシングを推進する。
・プレミアム付商品券事業推進室(経済文化交流部)
消費税率の引き上げの影響を緩和すること等を目的としたプレミアム付商品券事業を行う。
・環境施設整備推進室(市民環境部環境課)
斎場、し尿処理施設、最終処分場の建て替えに向けた準備・検討を一体的・円滑に進める。
【変更】
・森林環境整備係(農林水産部水産林務課) ← 林務係(農林水産部水産林務課)
森林環境贈与税の創設に伴う新制度の執行体制を明らかにするとともに、森林整備や林業振興などのさらなる推進を図る。
【廃止】
・環境センター建設課(市民環境部)
環境センターの緑地エリア整備工事も完了し、建設事業が終了するため。
(6)クイーン・エリザベス初寄港
クルーズクラスの最上位であるラグジュアリークラスに位置付けられている豪華クルーズ客船「クイーン・エリザベス」が4月26日(金曜日)八代港に初寄港する。
当日午前8時に入港予定となっており、入港時には、県主催の入港イベントがあり、山鹿灯篭踊りで歓迎する。
一般見学は、隣接の岸壁からのみとなっており、見学時間は午前7時15分から午後5時まで。
外港地区一帯は、一般車両の乗り入れができないため、「ゆめタウン八代」と「イオン八代ショッピングセンター」から出発するシャトルバスを利用していただく。
午前11時から船内での歓迎セレモニーを開催し、午後2時から事前申込者の船内見学会が実施される。
午後5時の市主催の出港イベントでは、秀岳館高校雅太鼓の勇壮な演奏で見送る。
この機会に、多くの方に八代港にお越しいただきたい。
(7)ゴールデンウィーク期間中の対応
・戸籍関連の届出と各種証明書の交付
戸籍関連の届出(婚姻、死亡、出生など)は、本庁仮設庁舎守衛室で受け付ける。
各種証明書は、自動交付機とコンビニエンスストアなどで取得できる。
・エコエイトやつしろの開設日とごみの収集
(開設日時)4月27日(土曜日) 8時30分~11時30分、
4月30日(火曜日) 8時30分~11時30分、13時00分~16時00分
(燃えるごみの収集)
月・木収集地区、泉町下岳地区…5月2日(木曜日)のみ
火・金収集地区、泉町柿迫、南川内地区…4月30日(火曜日)のみ
水・土収集地区、泉町栗木地区…5月4日(土曜日)のみ
※五家荘(板木・保口地区)は収集なし。
(資源の日収集)
五家荘(板木・保口地区)は4月28日(日曜日)に収集
※その他の地区は収集なし。振替などの有無は「ごみ収集カレンダー」で確認を。
・体育施設、学校体育施設の利用
体育施設、学校体育施設は利用可能。
※八代トヨオカ地建アリーナ以外は、4月26日(金曜日)までに事前受付が必要。
(8)八代舟出浮き 海開き
「八代舟出浮き」は、お客様が漁船に乗り込み、昔から伝わる漁法を見て、新鮮な海の幸(イカ・エビ・カニ・スズキ等)を無人島で賞味していただく海のレジャーです。
八代舟出浮きの歴史は古く、江戸時代にお殿様の舟遊びとして始まったと言われている。
本年の「八代舟出浮き」事業が、無事故で安心安全に皆さんに利用いただけるよう、海開き式を行う。
日時:平成31年4月15日(月曜日) 午前9時から
場所:内港大型船溜り
(9)春季特別展覧会
『佐賀県立九州陶磁文化館所蔵名品展 肥前陶磁の美 百花繚乱のやきもの散歩』
佐賀県と長崎県に花開いたやきもの文化は、世界を魅了する精緻で色鮮やかな芸術性を持つとともに、日々の暮らしに寄り添う器として息づいたきたと評され、2016年4月、「日本磁器のふるさと肥前~百花繚乱のやきもの散歩」として日本遺産に認定された。
本展覧会では、佐賀県立九州陶磁文化館及び「肥前窯業圏」活性化推進協議会の全面的な協力を得て、佐賀県立九州陶磁文化館が所蔵する肥前陶磁の中から、国指定重要文化財を含む選りすぐりの名品60点を一堂に紹介する。茶人に愛された唐津の陶器から遠くヨーロッパの人々までも魅了した有田・鍋島の彩り鮮やかな磁器まで、まさに百花繚乱、肥前のやきものの魅了を満喫できます。
会期:平成31年4月19日(金曜日)~6月2日(日曜日)
休館日:4月22日(月曜日)、5月7日(火曜日)、13日(月曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
特別講演会:日時 4月27日(土曜日)午後1時30分~午後3時
講師 佐賀県立九州陶磁文化館館長 鈴田由紀夫氏
演題 「日本遺産・日本磁器のふるさと肥前」
場所 市立博物館講義室
聴講無料、定員80名(先着順)、事前申込不要
(10)九州国際スリーデーマーチ2019
5月10日~12日の3日間、八代市球磨川河川緑地をメイン会場として開催する。
5キロから40キロまでの12コースで、新緑と日本三急流の球磨川、清流氷川、秘境五家荘をウオーキングで巡りながら、「おもてなし」の八代を満喫していただく。
今年は、10日に演歌歌手の八代亜紀さん、11日に元プロ野球選手の松中信彦さん、12日にスポーツジャーナリストの陣内貴美子さんといった、本市出身で縁の深い方をゲストに招くとともに、会場内に物産展、環境展、ニュースポーツコーナーなどを設けて、どなたでも楽しめる大会となっている。
“歩くからこそ気付ける景色 やつしろの風を仲間とともに”をメインテーマとした世界各国、日本各地のウオーカーと出会い、八代地域の人々とのふれあいを楽しむ「国際色豊かな歩く祭典」。
期間:平成31年5月10日(金曜日)~5月12日(日曜日)
事前申込み:4月12日(金曜日)午後5時まで ※4月12日までに参加費の振込みが必要。
(今大会の特色)
25回記念大会として、一部のコース名称を変更
・松中信彦メモリアルコース(記念コース)10km
・陣内貴美子ふるさとコース(記念コース)10km
・笑顔いっぱい!「だいじょうぶ」コース(記念コース)5km
平成31年4月1日~5月15日行事予定表 (PDF:144.3キロバイト)