ニッポン新事業創出大賞は、公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会(通称:JNB)が主催し、新事業・活動により、革新的な商品・サービスを市場に提供している企業などを表彰するものです。
アントレプレナー部門は、経営者のアントレプレナーマインド(起業家精神)、事業の新規性、革新性、実績等を審査し、受賞企業が選出されています。
この度、本市の農業生産法人 ㈱蜂の郷にしおか 代表取締役 西岡千年氏が最優秀賞を受賞され、市長に受賞報告をされました。
受賞された事業は、「巣箱に女王蜂がいなくても働き蜂が働く段ボール製巣箱「ミツバチボーヤ」の開発。」です。
その概要は、従来のベニヤ製巣箱と比べ、より短い交配期間、小規模施設に対応できる商品として、女王蜂がいなくても働き蜂が働く段ボール製巣箱「受粉交配用ミツバチ ミツバチボーヤ」を開発したものです。
受賞報告では、製品の特徴、開発経緯や苦労秘話などから、表彰会場では1000人の来場者の前で受賞スピーチを行い、何よりも良かったのは、ミツバチの大切さをPRすることができたことだと報告されました。
ミツバチボーヤは、今年、約1500箱を出荷しており、来年は5000箱を見込んでいるとのこと。
今後も食の基本となる「ミツバチ」を大切にしながら、また新たなチャレンジを模索されているようです。