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令和4年5月記者会見

最終更新日:

 

 

5月記者会見 中村市長

 


 

令和4年5月記者会見

 と き:令和4年5月26日(木曜日)午後2時~
 ところ:本庁3階 302会議室

 

 ■市議会6月定例会
 会期は、6月6日(月曜日)から6月27日(月曜日)までの22日間です。

 開会日の提出予定議案は13件で、内訳は予算議案1件、事件議案6件、条例議案6件です。

 

■令和4年度 6月補正予算
 今回の一般会計の補正予算の総額は20億2,890万円です。
 令和2年7月豪雨災害やコロナ禍における原油価格・物価高騰対応、八代市重点戦略関連事業経費のほか、通常の補正対応分として、国や県からの補助内示を受け実施する補助事業などを計上しています。
 まず、令和2年7月豪雨災害関連事業として、総額4億9,491万円を追加しています。主な内容は、被災者の皆様が市内の災害リスクの低い場所へ移転する際や、ピロティ化などの安全対策を行う際にかかる費用の一部を補助する「すまいの安全確保支援事業」として2億750万円、現在実施している被災家屋の公費解体の申請期限を本年10月まで延長する経費として1億4,560万円、合志野地区に建設する災害公営住宅の建設費用として1億2,405万円、坂本支所周辺の整備に向けた整備区域内の用地取得の費用として1,075万円などです。
 次に、新型コロナウイルス感染症対策(コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分など)の関連事業として総額12億496万円を追加しています。
 内容は、原油価格や物価の高騰に直面されている市民の皆様や、事業者の皆様の支援を目的として実施する「デジタルプレミアム商品券」の経費に5億8,500万円、農林水産業の分野で、所得が減少した農林漁業者の皆様に個人10万円、法人20万円の補助金を支給する経費に2億1,405万円、燃油を多く使われる施設園芸農家や工芸作物農家の皆様の燃油購入に係る負担を軽減するため、補助金を支給する経費に、1億8,367万円、観光分野で、宿泊費の半額補助や宿泊費に応じた周遊クーポンの配布を行う「観光振興キャンペーン」の経費に6,000万円、子育て支援関連で、コロナ禍による原油価格や物価高騰に直面されている子育て世帯の生活支援を行うため、八代市立の学校や幼稚園の給食費を年額6,000円減額する経費4,800万円や、物価高騰の影響を受けている私立保育所などの食材費に補助を行う経費 2,664万円などです。
 次に、本市の重点戦略関連事業として総額1億5,444万円を追加しています。
内容は、低コスト耐候性ハウスの導入に対して補助を行う「強い農業づくり支援事業」に1億1,244万円、品質向上を図る機械の導入に対する補助を行う「攻めの園芸生産対策事業」に1,612万円、地方創生推進交付金を活用した「アウトドアツーリズム推進事業」に1,000万円、八代市日本遺産活用協議会が実施する事業への負担金888万円などです。
 このほか、通常の補正対応分では、国や県などからの補助金を活用した事業として、総額1億6,731万円を追加しています。内容は、園芸・特産品目の生産者が省エネや肥料・資材の低減に必要な資機材を導入する費用に対して補助を行う「園芸・特産事業者緊急支援事業」に5,089万円、交通規制や復旧工事の進捗状況などが確認できる情報提供システムを構築する「公共インフラ デジタルマップ事業」に3,100万円、本市が5月20日に内閣府から「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選定されたことから、SDGsのモデル事業等に取り組む経費に1,228万円などです。
 また、単独事業として、総額728万円を追加しています。TSMCの熊本県進出を踏まえた、八代港の整備促進を目的としたグランドデザインを策定する経費678万円が主なものです。

 

 

■市政の動向
1.八代市SDGsモデル事業等の取組
 本市は5月20日に内閣府から「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定され、同日、内閣府で開催された選定証授与式において、野田地方創生担当大臣から選定証をいただきました。この選定を受け、今後、本市では人・企業・地域をつなぐ「SDGsフードマッチングプロジェクト」として、本市の豊富な農産物による「食」をテーマに「ビジネスマッチングによる高付加価値化促進事業」、「もったいない食品利活用推進事業」、「貨客混載による買い物支援事業」の3つのモデル事業を行います。
 また、本市独自のSDGs宣言制度の創設やシンポジウムの開催など、普及・啓発事業にも取り組み、市内全域に先進的なSDGsの取組を普及・展開していきます。
 なお、これらの取組は2050年のカーボンニュートラルに向けて、再生可能エネルギーへの転換による環境負荷の低減等も見据えながら実施します。
 今回のSDGs未来都市の選定を契機として、2030年のあるべき姿である「新たなつながりの創出で、持続可能な人と企業に選ばれるまち」を目指し、SDGsの取組を更に推進していきます。
 


2.くまモンポート八代発着による「にっぽん丸」の運航・歓迎セレモニー

 国内クルーズ船「にっぽん丸」が5月30日(月曜日)に出港して屋久島に向かい、6月1日(水曜日)に戻ってくる2泊3日のクルーズで、くまモンポート八代を発着地とするクルーズは、今回初めて運航されるものです。
 当日、県・市・商工会議所等で構成するくまモンポート八代・クルーズ活性化協議会では、船会社への記念品贈呈のほか、市内高校生・保育園児によるおもてなしなどのセレモニーを行う予定です。クルーズ船の入・出港の様子は、くまモンポート八代から見学できますので、多くの方にご覧いただくとともに、手を振っていただくなど、お見送りやお出迎えをよろしくお願いします。
 今後、くまモンポート八代を起点としたクルーズの運航が増加し、くまモンポート八代はもちろんのこと、市内各地が多くの観光客でにぎわうことを期待しています。

 

3.自主運営避難所の登録制度の創設

 災害時に住民の安全を確保するためには、指定避難所のほか、避難できる場所をより多く確保しておくことが重要です。
 そのため、本市では令和4年6月から避難所確保の新たな取組として、地域における共助の意識を醸成し、住民の逃げ遅れを防ぐとともに、集落の孤立や避難の分散化に対応するため、自主運営避難所の登録制度を創設することといたしました。
 この制度は、地域の自治会や自主防災組織が自治公民館などの集会施設を自主運営避難所としてあらかじめ登録し、市は食料や飲料水の供与、避難所開設のためのルール作りやノウハウなどの支援を行うというものです。自治会等は災害時に自主運営避難所を自主的に開設し、避難者の把握や物資の配布など基本的な運営を行います。
 本制度は6月から坂本地区において先行して実施し、制度の検証を行った上で市内全域へ展開したいと考えています。

 

4.八代市坂本町水災補償加入促進補助金の受付開始

 八代市坂本町水災補償加入促進補助金は、坂本町の対象地区で住宅や事業所等をお持ちで、水災補償付きの火災保険や家財保険に加入されている方に対して、その保険料の一部を補助するものです。
 本年度の申請は5月26日から受付を開始しており、この補助制度は国や県、球磨川流域の市町村が推進する「球磨川水系 流域治水プロジェクト」の完了をもって終了することとしています。補助金の額は、住宅や事業所等が上限1万円、家財が上限5千円となっています。
 出水期が近づいていますので、対象の物件をお持ちの皆様には本補助制度の活用と、水災補償付きの保険等への加入を検討いただきますようお願いいたします。

 

 

5.新型コロナウイルスワクチンの4回目接種

 本市の感染状況は、5月23日時点の直近1週間の感染者発生数の平均が60人で、1カ月前の4月22日時点の52人から少し増加傾向となっています。
 新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種は、5月23日現在の接種率が全体の61.05%となっており、国の接種率を上回っている状況です。
 本市では重症化予防を目的として、ワクチンの4回目接種を6月1日(水曜日)から開始します。接種の対象は3回目を接種した60歳以上の方と18歳から60歳未満で基礎疾患のある方などです。接種券は、60歳以上の方は3回目の接種から5カ月を経過される方に5月26日から順次発送します。18歳から60歳未満の方には、3回目の接種から5カ月を経過する1カ月前を目途に、順次、案内通知を発送します。基礎疾患がある方などで接種を希望される方は、コールセンターに接種券の発行を依頼してください。接種方法は、個別接種と集団接種の2通りです。
 また、集団接種は市中心部や坂本町、泉町で8月上旬以降に実施する予定で、現在、関係機関と調整を行っています。
市民の皆様には、ワクチン接種の効果や安全性、副反応のリスクなどについて十分ご理解の上、接種いただきますようお願いします。



 

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