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健康コラム「とまみの畑」を始めました!

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健康コラム とまみの畑

八代とまみ紹介

【はじめに】

 初めまして、私の名前は「八代とまみ」と言います。私は八代の干拓地で生まれ育ち、現在は八代市役所の健康推進課で管理栄養士の仕事をしています。皆さんがいつまでも若々しい血管を保ち、大きな病気をせず元気で楽しい生活ができるよう、食育の日【19日(いくの日)】に食と健康に関する情報をお伝えしていきます。

 ところで私の職場の健康推進課では、40歳以上の八代市国民健康保険加入者を対象に特定健診(*1)を行っています。その健診結果を見ると受診者の約3割がメタボリックシンドローム(メタボ)該当もしくは予備群で、残念なことにその割合は年々増加傾向です。健康相談で多くのメタボの方々とお会いし、お話を聞く中で共通する生活習慣がありました。皆さんも一緒に考えてみましょう。

*1特定健診とはメタボリックシンドロームに着目した健診。メタボリックシンドローム(メタボ)とは内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧、高血糖、脂質異常症が組み合わさることにより、動脈硬化を進行させ脳血管疾患や心臓病、腎臓病等になりやすい状態のことです。

 

 とまみの畑看板トマト畑2
 

Vol.1 「たばくまん」について考える (パート1)


 八代には「たばくまん」という習慣があります。朝食・昼食・夕食の間に食べる間食(おやつ)を「たばくまん」と言います。「たばくまん」の語源は仕事の合間の休憩時間にタバコを吸ったり、まんじゅうを食べたりして休憩していたことから「タバコまんじゅう」→「たばくまん」になったと聞いたことがあります。

 胃袋が小さい子どもは、体に必要な栄養素を3度の食事だけで摂ることが出来ないため、「たばくまん」(おやつ)が必要(3歳頃までは10時・15時の2回、4歳頃からは昼食から夕食までの15時ごろ1回)です。さて、胃袋が大きく1回の食事で必要量を食べることが出来る大人は、10時・15時の「たばくまん」(おやつ)が必要でしょうか?

 ちなみに、メタボの方に「たばくまんに何を食べますか?」とお尋ねすると、糖分や脂質が多い「菓子パン」「まんじゅう」「缶コーヒー」「炭酸飲料」が多く聞かれます。お腹が減ってもいないのに、なんとな~く食べる「たばくまん」の習慣で、エネルギーの摂りすぎになってしまい、その結果メタボにつながっていると感じています。

 リフレッシュするために仕事の合間の休憩は必要です。健康的な「たばくまんタイム」を考えてみましょう。

 

 とまみちゃん
 
次回はたばくまんの内容についてお知らせします。
 
トマト畑2
 

 










 

 

 

 

 

 

 


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